ソニーグループが新設「バーチャルプロダクション常設スタジオ」の全容
ソニーグループは、新設したクリエーティブ拠点「清澄白河BASE」(東京都江東区)にバーチャルプロダクション常設スタジオを設ける。発光ダイオード(LED)ウォールを用いたバーチャルプロダクションの取り組みの加速を狙う。ソニーピーシーエルがバーチャルプロダクションによる撮影・制作ソリューションを提供。映像表現手法や制作ワークフローの開発を進める。【写真】バーチャルプロダクション常設スタジオ ソニーの「クリスタルLED Bシリーズ」を曲面状に配置し、高精細な映像を高輝度・広色域・高コントラストでバーチャルプロダクションに最適な画像をリアルに描く。照明の反射を抑える低反射コーティングと広い視野角により自由なカメラワークでの撮影が可能。LEDディスプレーを撮影する際に発生する画像ノイズ軽減機能も追加した。 LEDウォールを用いたバーチャルプロダクションは3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)を中心としたバーチャル背景を大型ディスプレーに表示。現実世界の人やモノをカメラで撮影することで後処理なくCGと実写を組み合わせた映像を制作可能。
最終更新:ニュースイッチ