自転車シェアに失敗した「Ofo(小黄車)」がEコマース事業開始、苦しい本業から移行中?
問題を起こしている中国の自転車レンタルスタートアップ「Ofo(小黄車)」は最近、キャッシュバックと割引の提供に加え、Eコマース機能を備えたアプリの新しいアップデートをリリースしたと、中国のメディアが報じた。
重視すべき理由:同社はレンタル自転車事業の失敗から立て直すため、Eコマース事業進出を加速させている模様。ただ、多くの中国人ユーザーは納得していないままであり、ユーザーを騙したまままでいると非難されている。
詳細:1月最終週、Ofoはアプリ4.0バージョンをリリースした。このバージョンには、Eコマース機能と、ライフスタイルプラットフォームやショッピングアプリに似たホームページデザインが実装されている。
アプリに入るとすぐに、デポジットをキャッシュバック報酬に変換するように求めるポップアップがすぐに表示されます。私の友人の多くはだまされて「同意する」をクリックし、デポジットをキャンセルしてしまったのです。
背景:Ofoの企業評価は、最高時で30億ドルと推定されていた。しかし2018年後半、同社は財政上の問題を抱え始めた。中国のメディアは、問題を抱えた自転車レンタル事業にまだ約1,500万人分の預金額を負っており、これらの資金を返済する必要があるため、経営が行き詰まっていると報じていた。
【via TechNode】 @technodechina
【原文】
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