新型ルンバが日本上陸──革新的な“毛のないローラー”でさらに手間いらず
自動ロボット掃除機「ルンバ」のフラッグシップモデルが、約3年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、800シリーズとして3月1日から日本で発売する。いち早く、その驚くべき革新性とパフォーマンスにフォーカス!
Text: Masaki Takita
アイロボットの最新自動ロボット掃除機「ルンバ 800シリーズ」。今回はその心臓部である掃除機構を見直し、遡ること10年以上の開発を重ねたどり着いた、強力な吸引力を生み出す新しい機構「AeroForceクリーニングシステム」を搭載した。これにより従来モデルよりも吸引力が5倍と飛躍的に向上する。
その最大の革新性は、なんと回転ブラシからゴミやホコリ、髪の毛を絡めとるブラシをなくしたにも関わらず、清掃能力においては既存のルンバより1.5倍もの力を実現した点だ。これは特にペットを飼う人や、長い髪の女性と一緒に住む人にとっては朗報だ。なぜなら掃除機のブラシという存在は実に諸刃の剣であり、ペットの毛や髪の毛が一度絡んでしまうと、とにかく取り去るのが面倒くさいもの。だが、そういったメンテナンスがラクになることで、さらにロボット掃除機ライフが快適になるのは間違いない。
新しい仕組みとして、ゴミを本体にかきこむためのローラー「AeroForceエクストラクター」が剛性と弾性を兼ね備えたゴム状の新しい特殊素材になる。この2本の「AeroForceエクストラクター」が床を叩きながらゴミを浮かせ、それぞれ外側から内側に回転し、ゴミをかきあげるというわけだ。