全自動お掃除ロボが日本の家事を変える!コスパとパワーを兼ね備えた最新ルンバ「i3+」登場
2021年、「掃除機をかける」は死語になるかも。
近未来アニメや映画の世界では、掃除・洗濯・皿洗いはすべてロボットがやってくれるものと相場が決まっていますよね。現実世界でも、食洗機や全自動洗濯機に家事をおまかせする時代はすでに到来しています。
さあ、次はロボット掃除機の出番。
iRobot社のRoomba(ルンバ)の最新モデル登場により、ついに日本中の家庭が「掃除機をかける」という雑用から解放されるチャンスがやってきました。
最新ルンバ「i3+」はゴミ捨てまで全自動
こちらがルンバの最新モデル、「i3+」と「 i3」。「+」はクリーンベース付きモデルです。
クリーンベースとはルンバ専用の自動ゴミ収集機で、ルンバがお掃除し終わって帰還するやいなや、「ウィイイイイン!」とパワフルな吸気音をとどろかせながらルンバが集めてきたゴミを吸い取ってくれる頼もしいヤツ。これにより、掃除→掃除機の掃除→ゴミ捨てまでが全自動で完結します。
プレミアムエコノミーなルンバ「i3+」
クリーンベースの良さは、ルンバのハイエンドモデルである「s9+」や「i7+」によってすでに実証済み。今回の新型ルンバ「i3+」の革新は、そのハイエンドな技術を10万円を切るコストパフォーマンスで実現したところにあります。
数ヶ月間掃除のことを忘れていられながらも、家中のキレイをキープできる便利さ。「ウチはロボットがお掃除してくれてるから!」という確かな安心感と、家事から解放された時間を好きなことに使える生産性。
これらすべてが99,800円(税込)で手に入るわけですから、今までルンバを買おうか悩んでいた人にもグッと手が届きやすくなりました。
絡まりにくい、止まりにくい
ふたつのローラーが回転してゴミを集めるデュアルアクションブラシもこのとおり。ゴム製のブラシはルンバならではのイノベーションです。
ゴムの板状のブラシを使うことで髪の毛・ペットの毛などが絡まりにくく、お手入れが楽チンに。さらに、絡まりにくいので途中でエラーを出して止まってしまう確率が低いのも掃除をおまかせできる信頼性につながっています。
一筆書きで複数の部屋を一気にお掃除
「i3+」は複数のセンサーを使いこなしますが、光学センサー、いわゆるカメラセンサーは搭載されていません。光に頼らず稼働できるので、真っ暗闇でもお掃除が可能に。
替わりに「i3+」と「i3」の目となっているのがフロアトラッキングセンサーです。
iRobot社の説明によれば、フロアトラッキングセンサーは光学式マウスと似たような技術で、XY軸の移動の相対的な座標を取りながら常にまっすぐ進むようにルンバを誘導するそう。
以下、実際に「i3+」が部屋の隅から隅までキビキビと一筆書きで掃除していく姿をご覧ください。
規則正しいパターンでくまなく掃除してくれてます!
清掃履歴をマッピングしてくれる
「i3+」および「i3」は、清掃中に自分の位置を特定していると同時に清掃履歴のマッピングも行っています。ですから、専用のアプリと連携すれば、ルンバがどこをお掃除してくれたかは「Clean Mapレポート」で一目瞭然。
さらに、一回の充電につき最大で75分間稼働できる「i3」ですが、もし清掃中にバッテリーが切れそうになっても自分でベースに戻り、自動充電後は前回掃除し終わったところから自動再開できるそうです。人間よりよっぽど抜かりがないですね〜。
新機能:リアクティブセンサーで立ち往生を回避
「i3」ならではの新機能も。バンパーに備わった「リアクティブセンサー」は斜め上の角度からの圧力も感知するようになったので、たとえルンバが奥へ行けば行くほど狭まっていく場所に入り込んでしまったとしても、「ここから先へは進めないな、よし、引き返そう」と自分で気づいて戻ってこれるそうです。
しかも、次からは「ここには入らないほうがいいな、よし、近寄らないでおこう」と同じトラップには引っかからない賢い子!
ひたすら美しいデザイン
「ルンバ」というと、これまでは黒を基調としたメカメカしさが印象的だったのですが、新しい「i3+」「i3」は生活に溶け込むデザインが採用されています。
主張しすぎないメタリックグレーが鈍く光り、ファブリック調の質感に思わず触れたくなる…そんな美意識を体現しています。
ライフステージに合わせてルンバを選ぶ時代
ここまで読み進めてくださった読者の中には、「これまでのルンバと機能的にあまり変わらないのでは?」と感じた方もいらっしゃるでしょう。そのとおりです。クリーンベース、デュアルアクションブラシ、マッピング機能などは、すでにルンバの他モデルにも実装されているテクノロジー。
「i3+」の真の革新は、それら既存のテクノロジーを日本の住環境にちょうどよい塩梅にミックスして、ミドルクラス価格で提供していることです。
「i3+」にもっとも適している住環境は2LDK、もしくは3DKぐらい。ライフステージでいえば、子どもができて郊外のちょっとゆとりのある新居に越した働き盛りの夫婦であったり、室内でペットを飼っている家族にぴったりのルンバだということになります。
もっと広い邸宅にお住まいの方は迷わず最高峰クラスの「s9+」を選ぶべきですし、ワンルームだからそこまでパワフルじゃなくていいんだよねっていう方は「e5」や600シリーズでも充分事足りるはずです。
iRobot社いわく、「 どの掃除機を買うのかではなく、ライフステージに合わせてどのルンバに任せるかという選択肢もありでは? 」とのこと。もちろん、その選択肢には「自分でお掃除しない」のが大前提となっています。
もはや掃除機は自分でかけない時代。そんな未来感を意識させてくれる新型ルンバ「i3+」は2021年2月26日から発売開始です。掃除から解放された時間で、2021年はなにを楽しもう?