【2021年版】家電のプロがおすすめ!掃除機タイプ別19選

お部屋のキレイに欠かせない、掃除機。

掃除機と一口に言ってもコードレスのスティックタイプやロボット掃除機、キャニスターなど種類もさまざまで、どれを選べばいいか迷ってしまうもの……。

そこで今回は、これまで自宅で20種類もの掃除機を試したライター・小暮ひさのりさんがプロ目線でおすすめする掃除機を紹介。

自分の暮らしに合った掃除機を選ぶためのポイントや、掃除機の種類とメリット・デメリットなど余すところなく教えていただきました!

小暮ひさのりさん編集プロダクションを経て独立。PC誌やWEB媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追っているテクニカルライター。特技はお掃除で、特に水回り系のお掃除が得意。ハウスクリーニングアドバイザーの資格も所有している。

■目次

自分にぴったりの掃除機を選ぶためのポイント①使用場所②シチュエーション③生活サイクル

コードレスorロボットorキャニスター?掃除機の種類とメリット・デメリット①コードレス②ロボット掃除機③キャニスター

【コードレス掃除機のおすすめ】軽量でコンパクト!手軽に掃除したい人に

【ロボット掃除機のおすすめ】外出中にキレイに!掃除が面倒な人に

【キャニスター掃除機のおすすめ】しっかり吸引!隅々まで掃除したい人に

自分の暮らしに合った掃除機を選ぼう

自分にぴったりの掃除機を選ぶためのポイント

ひとことで掃除機と言っても、用途別やニーズ別にさまざまな方式・大きさ・モデルがあります。

それぞれ特徴もさまざまですが、自分にとって最適な1台を選ぶときに大事なのは、この3要素。

①使用場所(どこを掃除するのか?)②シチュエーション(どういったシーンで利用するのか?)③生活サイクル(いつ掃除するのか?)

たとえば、汚れた場所をすぐ掃除したいならフットワークの軽いコードレスのスティック型掃除機が優秀。

一方で、大きな部屋を隅々まで掃除したり、大きな吸引力がほしいのであればキャニスター型のパワーは魅力的です。

また、掃除にかかる時間を他の家事や家族との時間に充てられるロボット掃除機もまた、人気の掃除機となっています。

まずはそれぞれのメリット・デメリットをチェックしてみましょう!自分が選ぶべき掃除機が絞込めてくるはずです。

コードレスorロボットorキャニスター?掃除機の種類とメリット・デメリット

◎すぐに取り出せるフットワークの軽さ△充電式なので稼働時間が限られる

現在主流になりつつあるのが「コードレススティック式掃除機」。国内外さまざまなメーカーが競って新モデルを発表しているジャンルです。

メリットはやはり、すぐに取り出せてプラグを差し込む手間なく、あらゆるところを掃除できるフットワークの軽さ。

特に食べこぼしなどの多い小さい子供がいる家庭では、汚れた場所をすぐに掃除できるためにおすすめです。

なお、コードレスのスティック掃除機と聞くとゴミを遠心分離するサイクロン式というイメージを抱きますが、紙パック式の掃除機もあります。

紙パックのランニングコストはかかりますが、構造がシンプルで本体重量が軽く、ゴミ捨てやメンテナンスが楽というメリットもあります。

◎掃除時間を他の事に充てられる△ロボットが稼働できるスペースの確保が必要

こちらも最近人気の掃除機、部屋を自動でくまなく掃除してくれる「ロボット掃除機」。

なによりうれしいのは、掃除の時間を育児や仕事、家族との時間に充てられるところ。ロボットの最低限のゴミ捨てと部屋の隅などのスポット掃除だけで、クリーンな室内を維持できます。

ただし、ロボットを効率よく利用するには走行スペースの確保や段差のない間取り、床に物を置かないといった対応が必要になるデメリットもあります。

そのためすべての家庭におすすめできるわけでありませんが、上位モデルではマッピング(地図作成)に対応し特定の部屋だけを掃除したり、ペットエリアには進入しないといった制御も可能。

ライフスタイルや部屋の構造に合わせた効率のいい掃除ができるため、家庭ごとのニーズにも柔軟に対応できます。

◎高い吸引力で長時間稼働できる△コードの取り回しが必要で機動性が低い

掃除機としてはやや古いイメージがある「キャニスター式掃除機」。こちらも、サイクロン式と紙パック式があります。

電源コードを接続しなければならないため、機動性はコードレスに劣りますが、ハイパワーな吸引力(吸引仕事率)を長時間持続できるのはキャニスターならではの利点。

広い家を毎日くまなく掃除したい、汚れが強い場所を短時間で掃除したい、掃除機を1日中稼働させる大掃除などの場面ではパワフルさが頼りになります。

コードレスと違いバッテリーの劣化を気にしなくていいため、長期間で見た場合のコストも安くなるのも利点です。

【コードレス掃除機のおすすめ】軽量でコンパクト!手軽に掃除したい人に

本体サイズ高さ233×奥行1100×幅250mm
重量1.9kg
吸引仕事率
連続運転時間最長40分
充電時間3.5時間

最新のDysonV11と同世代のテクノロジーながら、25%も軽量化され、本体重量はノズルとヘッドを含めて1.9kg。女性でも片手で軽々と使える重量です。

軽量ながらパワーも十分で、運転時間も最長40分。重さとパワーと時間のバランスが高い1台で、普段のちょい掃除から大掃除まで、あらゆるシーンに対応できます。

また、ダイソンの掃除機の最大のメリットはゴミ捨ての手軽さ。ゴミレバーを上に引き上げるだけで、クリアビン(ダストボックス)のゴミを落とせます。

同時にメッシュ状のフィルター(シュラウド)にこびりついたゴミや髪の毛もラバーが根こそぎ落としてくれるので、日々のメンテナンスがほぼ不要なのも利点。

掃除にかける時間や手間を節約したい人におすすめです。

DysonDigitalSlim[Dyson]

本体サイズスティック:幅253×奥行218×高さ1,150mm本体:幅96×奥行218×高さ473mm
重量スティック:2.6kg本体:1.8kg
吸引仕事率205W〜約10W
連続運転時間強:約6分自動:約18〜30分ロング:約40分/90分
充電時間約3時間

吸引仕事率やコードレスであることを感じさせないパワフルな吸引力と、最長で90分という長い稼働時間。場所に合わせたアタッチメント。そして新開発の「からまないブラシ」など、日本メーカーならではの気配りが行き届いたモデルが、パナソニックのパワーコードレスシリーズ。

目に見えない20μmの微細なゴミ(ダニのフン程度の大きさ)まで検知する高性能なクリーンセンサーを搭載しているので、しっかりお掃除できるのがポイント。また、このモデルからブラシ形状が変更され、髪やペットの毛の絡みも防いで、メンテナンス性も向上しています。

徹底的に掃除したい家庭、ホコリやダニ、ペット由来のアレルギーに悩む家庭では頼りになる掃除機です。

MC-SBU840K[Panasonic]

本体サイズ225×190×1,005mm
重量1.9kg
吸引仕事率
連続運転時間標準:約40分強:約8分
充電時間約90分

フットワークの軽さを求めるなら、チェック必須なのがこの「iNSTICKZUBAQ」。

約1.9Kgという重量は、コードレスクリーナーの中でもトップクラスの軽さ。充電台から手前に引くとスティック型、持ち上げるとハンディ型という2Wayのワンタッチ脱着は本機ならではの特徴です。

このスタイルが特に活躍するのが育児中。小さな子供を抱っこしながらでも、片手でスティック型・ハンディ型の望むスタイルで使い始められるのが便利です。

また、ヘッドとノズルが本体下部から回り込む形になっているため、高さ6cmという狭い隙間にも対応。野外のゴミを掃き出し掃除するブロワーとしても利用できるなど、家庭のあらゆる場所で活躍できる汎用性の高い掃除機となっています。

iNSTICKZUBAQHC-JM2X[三菱電機]

本体サイズスティック時:205×230×994mmハンディ時:321×90×172mm
重量1.1kg
吸引仕事率
連続運転時間標準:約30分強:約8分
充電時間約3.5時間

コードレス掃除機は重くて選びにくい……。こうした常識を覆す超軽量モデルが日立のラクかるスティック「PV-BL2H」。なんと1.1kgという信じられないほどの軽さを実現しています。

しかもこの重量で、ヘッドは自走式。掛け心地も軽快で、スイスイとお掃除できます。連続使用時間は強モードで約8分と短めですが、標準モードでは約30分と十分。

軽くて、手軽。毎日のお掃除の負担を減らしてくれる掃除機です。

PV-BL2H[日立]

本体サイズ高さ246×奥行1257×幅250mm
重量2.72kg
吸引仕事率
連続運転時間最長60分
充電時間3.5時間

コードレス掃除機は、使える時間がわからなくて不安……。そうした声へのアンサーが、Dysonのコードレス掃除機の最新モデル「DysonV11」シリーズ。

背面の液晶によって、現在動作中のモード(エコ・中・強)を知ることができ、残りの稼働時間も詳細に確認できます。

ノズル詰まりなどのトラブルも液晶から解決方法が確認できるなど「わかりやすさ」が重視されたモデルです。

本体はやや大きめで、重量も2.72Kg。家庭によっては取り回しに苦戦するシーンもありますが、そのぶん吸引力は強力。

稼働時間も最長60分(モーター駆動のないヘッド利用時)と長時間利用できるため、キャニスター型に変わるメイン掃除機として選びやすい1台です。

DysonV11Fluffy[Dyson]

本体サイズ高さ1105×奥行140×幅258mm
重量2.8kg
吸引仕事率
連続運転時間通常モード:約50分最大モード:約14分
充電時間約4.5時間

掃除機本体の重さと、掃除をしているときの体感荷重は比例しません。それを体現しているのがElectroluxのコードレス掃除機。

「WellQ7」のスティック時の重量は2.8kgありますが、掃除機本体が床面に近い低重心設計になっているため、掃除中の体感荷重は驚くほど軽くなります。

【2021年版】家電のプロがおすすめ!掃除機タイプ別19選

また、ヘッドは水平に約180°動くため、持ち方や掃除機の方向を変えずに片手でスムーズに動かせるのです。

本体を取り外してハンディ型になり、スティック型状態ではその場に自立も可能。

日常の中では「片付けながら掃除機をかける」というシーンが多くありますが、こうしたシーンで効率よく掃除を進められる掃除機となっています。

WellQ7[Electrolux]

本体サイズ1005x267x124mmmm
重量約1.9g
吸引仕事率
連続運転時間ハンディでの使用時:最大40分コードレススティックでの使用時:最大24分
充電時間約3.5時間

とにかく手軽に、汚れた場所だけをピンポイントで掃除したい。こうしたニーズに対応できるのが、コードレス掃除機のなかでもスリムでスタイリッシュな「EVOPOWERSYSTEM」です。

ワンタッチでスティック型からハンディ型に変化。ハンディ時は1kg未満で、片手で持てるほどのコンパクトサイズになります。床掃除の途中に、棚の上、テーブルの上も素早く掃除できるため、掃除の効率化が狙える掃除機です。

なお、ヘッド形状の異なるマルチフロア対応モデルとフローリング専用モデルがあります。一般的にはマルチフロア対応モデル(CS401J)を選んでおいた方が、汎用性が高くおすすめです。

EVOPOWERSYSTEM[Shark]

本体サイズ1,016x114x154mm
重量1.5kg
吸引仕事率パワフル:60W強:42W標準:15W
連続運転時間パワフル:約15分強:約20分標準:約50分
充電時間実用充電:約17分フル充電:約22分

紙パック式の代名詞とも言える、マキタのコードレスクリーナーは重量も軽く、バッテリーを付け替えることで長時間利用できるのがポイント。導入コストも比較的安価なことから家庭用としても人気です。

得意な場所はフローリングやクッションフロアなど。コンパクトでシンプルなヘッド部によって、椅子やテーブルの下にもスルリと入るフットワークのよさが光ります。

一方で、毛足の長いカーペットや絨毯などはやや不向き。回転ブラシがないためにヘッドを動かす際の抵抗が大きくなり、腕への負担も増えてしまいます。このように床材を選ぶ傾向がある点には注意が必要です。

なお、別売りのサイクロンアタッチメント、もしくはサイクロンアタッチメント付属の「CL282FDFCW」を選ぶことで、サイクロン式掃除機にもなるのはユニーク!

サイクロンアタッチメント部分で多くのゴミが遠心分離されるため、紙パックの交換頻度も減ります。

CL282FDRFW[マキタ]

本体サイズ高さ1,090×奥行163×幅254mm
重量2.7kg
吸引仕事率210W
連続運転時間標準:約35分ターボ:約6分自動:約70分
充電時間約5時間

床掃除をしているときに、テレビや棚のホコリが気になる……。こうした几帳面な方におすすめなのが、アイリスオーヤマのスティッククリーナーです。

掃除機に静電モップが付属していて、掃除中に気づいたホコリをサッと拭うことができるのが特徴。

掃除機も自立するため、床掃除の途中でも、気づいたその時にすぐ棚掃除に切り替えられるのが強みです。

また、モップ使用後はスタンドにある吸込口で吸引することで付着したゴミを吸引できるため、モップのお手入れもかんたん。

一度の掃除中にゴミ・ホコリの両方に素早く対応でき、掃除時間の短縮にも繋がります。家の中をぐるっと掃除する時に高効率なクリーナーです。

スティッククリーナーi10IC-SLDCP9[アイリスオーヤマ]

【ロボット掃除機のおすすめ】外出中にキレイに!掃除が面倒な人に

本体サイズ奥行き31.2×幅31.2×高さ8.9cm
重量約4.0kg
吸引仕事率
連続運転時間最大120分
充電時間約3時間

ロボット掃除機を導入するなら、掃除の手間や時間をカットしたいと願っているはず。その願いを叶えてくれる究極系が「ルンバs9+」です。

自動ゴミ収集機が備わっていて、最大60日分のゴミをベース内に貯めておけるので、ゴミ捨ての手間すら不要になります。

カメラによるマッピング能力も高いのが特徴です。部屋の間取りや家具配置を学習して覚えるImprintスマートマッピング機能によって、近づけたくないエリアを指定したり、ペットゾーンや床にモノを置いている場所を避けたりと、あらゆるシーンに柔軟に対応できるのもポイント。ライフスタイルに合わせて掃除を提案してくれるのもユニークです。

フラッグシップモデルなので導入コストは高くなりますが、掃除を意識しない暮らしを実現できるモデルとなっています。

ルンバs9+[アイロボット]

本体サイズ最大幅353mm×高さ92mm
重量約3.9kg
吸引仕事率
連続運転時間最大75分
充電時間約3時間

自動ゴミ捨て機能が不要であれば、こちら。

「ルンバ960」はルンバシリーズのミドルクラスの位置にあるロボット掃除機で、「ルンバs9」シリーズと同様に、カメラによるマッピングに対応していて部屋を効率よく掃除できます。

部屋の学習機能はないので進入禁止エリアの設定などはできませんが、掃除時間の速さと正確さはこちらでも十分なレベルです。

なお、Anazon限定のルンバ961もあります。変更点はカラーリングだけなので、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

ルンバ960[アイロボット]

本体サイズ356x356x102mm
重量6.5kg
吸引仕事率
連続運転時間最大150分
充電時間約240〜300分

ルンバのフラッグシップモデルと同じくマップ上に進入禁止エリアや掃除強化エリアを設定できるので、環境に合わせた掃除を行えます。

さらに水拭きにも対応していて、フローリングのモップ掛けも対応可能と、1台2役で効率的に掃除できるロボット掃除機がAnkerの「EufyRoboVacL70Hybrid」です。

しかも、これだけ高機能ながらも実売5万4800円。メンテナンスの手軽さやトラブル回避能力、アプリの使いやすさなどはルンバに一歩及びませんが、価格を考えると十分に活躍できるロボット。

マッピング対応モデルをなるべく安く導入したい!といったニーズに答えるモデルです。

EufyRoboVacL70Hybrid[Anker]

本体サイズ直径351mm×高さ92mm
重量約4.0kg
吸引仕事率
連続運転時間最大90分
充電時間約3時間

ロボット掃除機の代名詞ルンバは選べるモデルが多いのも特徴です。

「ルンバe5」はマッピング非対応ながら、吸引力が高いAeroForce3段階クリーニングシステムを搭載していて、メンテナンスも手軽。ダストカップも水洗いできるなど、日本ユーザーに向けた気配りの行き届いたモデルです。

部屋の間取りや形はわからないため掃除時間は長めですが、その場の状況に合わせて考えながら動いてくれるのがルンバの特徴。家具の足まわりなども細やかに掃除してくれるインテリジェンスを備えています。

ロボット掃除機での掃除は外出中に行うというスタイルであればこちらを選ぶのもアリです。

ルンバe5[アイロボット]

本体サイズ325x325x72mm
重量2.5kg
吸引仕事率
連続運転時間最大80分
充電時間約300〜360分

2万6800円というエントリー価格ながら、水拭きにも対応した1台2役のロボット掃除機「EufyRoboVacG10Hybrid」。

マッピング非対応ながら、各種センターによって部屋を一筆書きするように効率的に動き、短時間で掃除を終わらせることができるのが特徴です。

動作音も比較的静かなので、家事をしながら掃除をおまかせするといったシーンに便利。

マッピング対応の上位機種のように水拭きの禁止エリアは設定できないため、カーペットなどへの乗り上げは注意しましょう。水拭きを利用しなくても機能としては十分なモデルです。

AnkerEufyRoboVacG10Hybrid[Anker]

本体サイズ最大幅34mmx高さ92mm
重量3.6kg
吸引仕事率
連続運転時間最大60分
充電時間約3時間

ロボット掃除機の代名詞が2万円台で買える!という衝撃的な価格で登場したAmazon限定モデルの「ルンバ606」。

マッピングには非対応で、利用されているテクノロジーは古めなエントリーモデルですが、考えながら部屋をくまなく掃除する細やかな動きと、走行能力・乗り上げ能力が高く、ある程度安心して掃除を任せられるルンバの強みは健在です。

ミドルクラスのルンバe5と比べるとブラシのメンテナンス性に劣ったり、スケジュール設定ができない、アプリからのコントロールができないといった安価なりの変更点もありますが、そのぶん操作がシンプル。

ボタンを押せば自動で掃除してくれるというわかりやすいモデルなので、シニア層にもおすすめです。

ルンバ606[アイロボット]

ちなみに、ルンバの最新モデル「ルンバS9+」や、Panasonicのルーロの新モデル「MC-RSF1000」も近々発売予定。こちらも今後、要チェックなモデルです!

【キャニスター掃除機のおすすめ】しっかり吸引!隅々まで掃除したい人に

本体サイズ180×300×276mm
重量2.3kg
吸引仕事率180W~約50W

電源の確保は必要ですが、その分高い吸引力を保ったまま、長時間掃除ができるのがキャニスター型の利点。

この「VC-SG710X」では、ダストカップ内で気流を発生させてゴミを分離すると同時に、ギュッと圧縮するというバーティカルトルネードシステムを搭載。フィルターへの目詰まりを防ぎ、ゴミ捨ての頻度も抑えられる設計になっています。

自走式のヘッド部は操作も軽く、幅広な吸込口によって一度に広い面を掃除できるのもポイント。

ゴミの有無を自動検知し、ランプでお知らせするゴミセンサー機能もあり、狭い場所を照らすLEDライト付き。細かな場所までしっかりと掃除しつつも、掃除の負担を減らせるバランスの取れたモデルです。

サイクロンクリーナVC-SG910X/ー/VC-SG710X/VC-S610X[TOSHIBA]

本体サイズ高さ253×奥行378×幅219m
重量2.4kg
吸引仕事率200W〜約50W

シャープのキャニスター型サイクロン掃除機「EC-VS510」は、とにかく構造がユニーク!

足でヘッドを踏むことでワンタッチで細身のブラシに切り替えられるスグトルブラシ、ヘッドを浮かさずにラグマットの段差を乗り越えられるラグ越えヘッド、パイプを立てると自立し、自動で一時停止するマジックバランスなど、掃除中の「あるある」を解決できる機能が備わっています。

コードレスと比べるとフットワークに欠けるイメージのあるキャニスター式ですが、本体とノズルが分離しているキャニスターだからこその便利機能も魅力的。

各部の工夫によって、掃除中のストレスや不便さが大幅に解消されています。

EC-VS510[SHARP]

本体サイズ高さ182×奥行395×幅194mm
重量3.4kg
吸引仕事率320W~約70W

上で紹介したサイクロン式「EC-VS510」の紙パックモデルがこの「EC-VP510」。

ユニークな機能・構造はそのままに、ダストカップが紙パックになっています。紙パック式の利点はなんと言っても、ダストカップの掃除が不要なところ!

いくら水洗いできたり、メンテナンスが簡単といっても、ただポイッと捨てるだけの紙パックの手軽さには敵いません。

ランニングコストこそかかりますが、この手軽さこそ今もなお紙パック式が支持されている理由。

なるべく手を汚さずに、時間もかけずに掃除を終わりにしたいというニーズにマッチした紙パックモデルです。

EC-VP510[SHARP]

本体サイズ195×383×191mm
重量3.5kg
吸引仕事率300W~約100W

コードレス掃除機でも採用した「からまないブラシ」搭載モデルは紙パックのキャニスターでも選べます。本体重量約2kgと、有線キャニスターのなかでは最高水準の軽量さ。階段の上り下りの負荷も減らしてくれます。

クリーンセンサーによって手元でキレイになったことを確認できるうえ、コード式なので制限時間もありません。ハウスダスト対策・アレルゲン対策として、部屋をしっかりと掃除したい!といったニーズに応えられる掃除機です。

MC-JP830K[Panasonic]

本体サイズ203×339×207mm
重量3.8kg
吸引仕事率340W~約50W

最近は高性能フィルターを利用した紙パックもあり、それらを選ぶことで、紙パック式の弱点でもある排気のニオイも気にならなくなっています。

日立の掃除機、中でも「CV-KP900H」は高性能な紙パックと集塵フィルターによってクリーンな排気を実現。排気も上方排気なので、床面のチリも舞い上がりも防げます。

子供の食べ残しなどが散らかるリビングはもちろん、砂埃が多いガレージや車内など、環境を問わずマルチに活躍するモデルです。

CV-KP900H[HITACHI]

自分の暮らしに合った掃除機を選ぼう

部屋の広さや間取り、掃除機の頻度や目的など、自分に合った掃除機はその人の暮らしによって違うもの。

自分に合った掃除機を見つけて、快適な掃除ライフを過ごしましょう!

※本記事は2020年12月7日に最新の情報に更新しました。

写真:amazon(1、2、3、7、13、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33枚目)、楽天市場(4、5、6、11、12、14、34、35枚目)、三菱電機公式サイト(8枚目)、日立公式サイト(9、10枚目)

あわせて読みたい:

ダイソンのおかげで、掃除する習慣がついたよ。ペットがいる家庭にもオススメ!|増税前にコレが買い!マキタの掃除機を導入したら「床掃除」の概念がなくなった|増税前にコレが買い!

このライターの記事一覧へ

「かいサポ」チームでは、あなたのお買いものをスマートにサポートするコンテンツを配信。家電にインテリア、コスメ、スキンケア、アウトドア用品にガジェット、フードまで。その道のプロが「ほんとうにいいもの」への最短距離をご紹介します。