スマートホーム化|照明を最大限活用する方法とオススメアイテム
手持ちの家電でも照明のスマート化は始められる?
照明のスマート化で気になってくるのは、専用の照明器具が必要なのかという点です。新たに買い替えるとなると、今使っているものがまだ使えるのに捨てるという、もったいないことになりかねません。しかし、赤外線で繋がっているものなら既存の照明器具をそのまま使えるのです。もしスイッチ操作しかできないものでも、スイッチボット(ロボットアーム)をスイッチとの間に挟むだけで遠隔操作ができます。そのほかにも、器具とソケットの間に赤外線受信機を挟めばリモコン操作が可能になる場合もあります。
今お使いの照明がリモコンつきの照明器具なら、スマートリモコンを導入するだけで一元管理ができ、あちこちに散らばるリモコンをスマートフォン端末1つで操作できます。小さなリモコンはすぐどこかに行ってしまいますが、自分のスマートフォンなら所在が確認しやすいから手間を取ることもありません。スマートリモコンの代表的なものではGlamo社の「iremocon」やRATOC Systems社の「スマート家電コントローラ」LinkJapan社の「eRemote」が挙げられます。スマートリモコンの注意点としては、操作できる範囲が一部屋に限られること、そして外出先で操作する機能はオプション料金のかかる場合が多いことです。
リモコン式ではないものでも、スイッチ部分にアイテムを取りつけるだけでスマート化ができます。「スイッチボット」は、スマートフォンで遠隔操作して自分の代わりに照明の電源スイッチを押してくれる、小型の指ロボットのようなものです。スイッチをスマート化するメリットは何と言っても安価で手軽に照明がスマート化できることです。スイッチボットは一つ数千円で購入でき、しかも両面テープで部屋の電源スイッチに貼りつけるだけ。もちろんスイッチボットはON/OFFを遠隔操作できるのみで、照明の細かいトーンや色調は変えられないこと、加えて2年ごとに電池交換する必要があることは注意です。
以上のように、もちろん既存の照明器具でも可能ですが、スマート化に特化した電球なら、より便利な生活が実現できるでしょう。スマート照明は照明自体に制御できる機能が搭載されているため、家のインターネットと接続すれば外出先での操作も簡単。また、AlexaなどのAIスピーカーと連動させることで、音声での操作やよりキメ細やかな動作が期待できます。たとえば、人感センサーなどは玄関等に取り付ければバリアフリーやセキュリティ面でも役立ちます。スマート照明を選ぶときの注意点は、天上に直接貼りつけるシーリングライトが日本では主流ですが、海外ではバルブ型(丸い電球)が多いので海外製品を選びづらいことです。たとえば、ソニーの「マルチファンクションライト」はシーリング型ですが、3万円近くするため、相場より少し高額になります。スマート機能の付いたシーリングライト相場も5,000円以上かかるので、シーリングライトのスマート化は本格的に進めたい人向けかもしれません。こちらもオススメhttps://www.iedge.tech/article/15692/
この記事では、照明をスマート化するさまざまな方法について紹介しました。予算や状況に合わせてスマート化は実現可能です。ぜひ生活に取り入れてください。
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