ROKSAN、ネットワーク再生対応プリメインアンプ

Streaming Amplifier/Integrated Amplifier

Streaming Amplifier シルバー

Streaming Amplifier/Integrated Amplifierは、これまでのROKSANコンポーネントをベースにしながら改良を重ねたというアンプ回路を搭載したプリメインアンプ。2機種の違いはBlue Soundのマルチルーム・ストリーミング・プラットフォーム”BluOS”の搭載有無。

2機種とも、強力な400VAの大容量トロイダルトランスを搭載した電源部、ショートシグナルパスを実現する多層基板、デジタル・アナログソースが混在するアンプにあって各入力系統間のクロストークを極小に抑えたグランド・スイッチング技術を備え、様々なソースを高音質で再生するよう設計された。

BluOSを搭載しているStreaming Amplifierは、Amazon Music、Spotify、Deezer、TIDAL(日本未サービス)、Qobuz(日本未サービス)などのストリーミングサービスに対応。ネットワーク再生機能も備え、192kHz/24bitまでのPCMの再生とMQAデコードをサポート。BluOSのコントロールアプリで操作できる。

ROKSAN、ネットワーク再生対応プリメインアンプ

Integrated Amplifierは、BluOS非搭載だが、S/PDIF入力、MMフォノ入力、Bluetooth入力を備え、CD TransportやTurntableと組み合わせて、スマートなシステムを構築可能としている。なお、MQAデコードは非対応。

Integrated Amplifier ブラック

ともにBluetooth対応で、プロファイルはA2DPをサポート。コーデックはSBC、AAC、aptXに対応する。

入力端子はRCA×2系統、MMフォノ/RCA×1系統、同軸×2系統、光デジタル(96kHz/24bitまで)×2系統を装備。出力はプリアウト兼用のRCA×1系統と3.5mmステレオミニ端子を備えている。

Streaming Amplifierは、さらにデジタル入力としてLAN端子とUSB×2系統も装備。コントロール端子としてUSB-miniB端子も備えている。

Streaming Amplifier 端子部Integrated Amplifier 端子部

パワーアンプ部の出力は、80W+80W/8Ω、130W+130W/4Ω。SN比は>80dBa@1W/8Ω、>98dBa@75W/8Ω。THD+Nは<0.02%(1kHz、2ch、1W@8Ω、A-weighted)。チャンネルセパレーションは>75dB@10kHz。ゲインは29dB。

プリアンプ部のSN比は>104dB(unweighted)。THD+Nは0.002%(1kHz、2Vrms、A Weighted)。チャンネルセパレーションは>102dB(1kHz、100mV)。

消費電力は最大350Wで、スタンバイ時は0.5W未満。外形寸法は、432×373×76mm(幅×奥行き×高さ/端子含む)。重量はStreaming Amplifierが10.48kg、Integrated Amplifierが10.37kg。リモコン、Wi-Fiアンテナ(USB)、USBケーブルが付属する。