【ナビレビュー】圧倒的な精度の高さとスマホの利便性をイイトコ取り!「サイバーナビ AVIC-CL902」

1997年の発売以来、カーナビ業界のトップエンドモデルとして君臨しているのが、カロッツェリア「サイバーナビ」だ。

【ナビレビュー】圧倒的な精度の高さとスマホの利便性をイイトコ取り!「サイバーナビ AVIC-CL902」

毎回枕詞のように書いているので「耳タコ」もとい「目タコ」(!?)かも知れないけれど、DVD-ROMやHDDといったメディアをいち早く採用したほか、プローブ情報を活用した交通情報「スマートループ」、ヘッドアップディスプレイやスカウターといったAR機能など、カーナビにおけるトレンドを作り上げてきたほど。

この夏に発売となった2018年モデルは、2016年モデルからの流れを汲んだモノ。7V型ディスプレイを採用した2DIN対応の「AVIC-CZ902」、ワイド2DIN対応の「AVIC-CW902」、8V型ディスプレイを採用した「AVIC-CL902」、それに10V型ディスプレイ&車種別専用パネルが付属する「AVIC-CE902」系の4系列。加えてドライブサポート機能を実現する「マルチドライブアシストユニット」(ND-MA1)および、「データ通信専用通信モジュール」(ND-DC2)を同梱したモデルが7V型、8V型モデルには用意されている。さらに2018年モデルでは、音質面を強化したサイバーナビ Xシリーズ「AVIC-CZ902XS」が追加になったのもトピック。こちらについては別記事で紹介している。

さて、今回レビューするのは8V型ディスプレイを採用するAVIC-CL902。マルチドライブアシストユニットが付属しないモデルだが、前述のデータ通信専用通信モジュールをオプションで装着している。スマートフォンなどをテザリングで接続しても同様のことはできるものの、こちらを使えば手間いらず。リアルタイム情報の取得ができてこそパフォーマンスを発揮することができるため、カーナビの利用頻度が高いなら必須と言ってもよいアイテムだ。