キャンプをもっと快適に!あると便利なポータブル電源おすすめ6選

キャンプ中でも、夏にはキンキンに冷えたドリンクが飲めたり、冬には冷え対策に電気毛布が使えたりしたら嬉しいですよね。そんな人におすすめなのが大容量のポータブル電源です。事前に充電しておけば、持ち運んでアウトドアでも電化製品を使えます。今回はキャンプにおすすめのポータブル電源を紹介していきましょう。

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ポータブル電源をキャンプで活用しよう

ポータブル電源があれば、コンセントが使えないアウトドアでもスマホやPCなどの精密機器を充電したり、扇風機や冷蔵庫などの家電を使ったりできます。ここではキャンプでどんな風にポータブル電源が活躍するかを解説していきましょう。

キャンプ中、ポータブル電源を持っていれば役に立つ場面はたくさんあります。「冷蔵庫で飲み物を冷やしておきたい」「電子レンジを使いたい」「夜にLEDランタンを使いたい」「カメラで撮影をしたい」など。電子機器や家電を使うなら、ポータブル電源は必須アイテムといえます。

ポータブル電源を選ぶ際には、その商品の定格出力(W)と使用する家電の消費電力(W)を把握する必要があります。定格出力はポータブル電源が使える消費電力の最大出力数です。ポータブル電源の定格出力が500Wの場合、消費電力1000Wの家電は使えません。

また、ポータブル電源には「Wh(ワットアワー)」と表示される電池容量が記載されています。使いたいデバイスの消費電力(W)が、ポータブル電源の定格出力(W)と電池容量(Wh)を超えないように注意して選びましょう。

スマホを充電するだけなら容量の少ないポータブル電源でも十分ですが、キャンプでポータブル冷蔵庫や電気毛布などを使うなら容量の大きなものが必要です。目安としては、電池容量が500Wh以上のものを選ぶといいでしょう。

電気毛布があれば冬のキャンプでは、夜の冷え込み対策になります。電気毛布の消費電力は「強」で使えば50W前後、「弱」なら数W程度のものが多いです。

また、電気毛布を使う時間によってポータブル電源の容量も考慮しましょう。容量は「Wh(ワットアワー)」を計算して目安を立てられます。これは必要な消費電力(W)×使う時間(h)で計算でき、例えば50Wの電気毛布を6時間使う場合は「50W×6h」で300Wh以上が必要です。

多くのポータブル冷蔵庫の出力は50W~100W程度です。使う冷蔵庫の出力を把握して、それ以上の定格出力があるポータブル電源を選びましょう。冷蔵庫も継続して使用するため、ポータブル電源の容量もなるべく大きいものにしておくと安心です。

なお、ポータブル冷蔵庫は災害や停電が起きた時にも役立つので、ポータブル電源と合わせて用意しておくと安心です。

【参考】冷蔵庫は15時間以上、50インチのテレビなら約24時間稼働!BLUETTIの2000Wh大容量ポータブル電源「AC200」

ポータブル電源は日常生活にも役立ちます。例えば近くにコンセントのない場所で家電を使いたい時や、枕元で複数のスマホやタブレット端末を一度に充電したい時などです。ほかにも駐車場で車を高圧洗浄する時の電源にしたり、庭やベランダでホットプレート料理を楽しんだりもできます。

2021年最新版! キャンプで使い道が豊富な大容量のおすすめポータブル電源

容量の大きなポータブル電源があれば、キャンプ中も複数の家電を使うなど快適に過ごせます。ここからは、キャンプに持って行くと便利な大容量のポータブル電源を紹介していきましょう。

家族でキャンプをするなら、11台同時に充電/給電が可能な「Anker PowerHouse ll 800」がおすすめです。

キャンプをもっと快適に!あると便利なポータブル電源おすすめ6選

出力はAC出力×2、USB-A×4、USB-C×2、シガーソケット、DC出力ポート×2と、様々なデバイスに対応。約300×185×204mmと持ち運びに便利なサイズ感ですが、778Whの十分な大容量バッテリーを備えています。

また、ライトモード/SOS用フラッシュモードに対応した2つのLEDライトを搭載している点もキャンプにおすすめする理由です。電圧や温度が適切に管理されるバッテリーマネジメントシステム(BMS)を採用し、安全性にも配慮されています。防災・緊急時用としても持っておきたい1台です。

【参考】Anker Japan公式サイト製品詳細ページ

電池容量1002Wh、出力1000Wのポータブル電源、Jackery「ポータブル電源 1000」です。

定格出力1000Wで、瞬間最大出力は2000W。スマホの充電から冷蔵庫などの家電まで幅広く使える製品です。コンセント3口、USB-A端子2口、USB-C端子2口、シガーソケット1口で最大8台の機器に同時給電できます。

【参考】Jackery公式サイト製品詳細ページ

60Wの車載冷蔵庫なら約90時間、55Wの電気毛布なら約20時間使える1500Wタイプのポータブル電源ならJackery「ポータブル電源 1500」。

ドライヤーや扇風機、電動ドライバーといった消費電力が高い電子機器も使える高出力&大容量モデル。ツインターボシステムを搭載し、ACアダプターを2つ使えば最短4時間でフル充電可能なので、急にキャンプの予定が入っても安心して使えます。

【参考】Jackery公式サイト製品詳細ページ

瞬間最大出力3100W。電子レンジをはじめほとんどのキャンプ向け家電に使える1600Wのポータブル電源が、EcoFlowの「EFDELTA」です。

電池容量は1260Whで、電子レンジや炊飯器などの一般家電から、電動工具など業務用電子機器の多くも使用可能です。独自開発のX-Stream充電テクノロジーで、フル充電は2時間以下、80%以下の充電なら1時間で完了します。最大13台までのデバイスが同時接続できます。

【参考】EcoFlow公式サイト製品詳細ページ

こちらは、Smart Tap(スマートタップ)という日本ブランドから発売されている1000W高出力のポータブル電源「PowerArQ Pro」です。

1000Wのミニコンロやドライヤーなら約50分、350Wの3合ミニ炊飯器なら約2.4時間使えます。過電圧保護や温度管理などのバッテリーマネージメントシステムと制御装置を内蔵しており、安全性が高いです。

【参考】Smart Tap公式サイト製品詳細ページ

複数台のスマホ充電やLEDランタンが使えればOKなら、500Wh以上あれば十分です。

EcoFlow「RIVER Max」は600W定格出力、瞬間最大出力1200Wのポータブル電源。Amazon販売価格は5万4230円とお手頃です。機能も豊富で、付け替え可能なエクストラバッテリーや、高速ソーラー充電、遠隔操作ができる専用アプリなどがあります。

【参考】EcoFlow公式サイト製品詳細ページ

ポータブル電源はホームセンターや家電量販店で買える

ポータブル電源はホームセンターや家電量販店などで購入できますが、取り扱いのない地域もあります。店舗に在庫があるかどうか、事前に公式通販サイトで調べておくと確実です。

大容量のポータブル電源があるとキャンプをより一層楽しめます。ソーラーパネル対応のものなら自家発電も可能です。より快適にキャンプを楽しみたい人はポータブル電源の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

※データは2021年8月中旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット