Ankerがポータブル電源の新製品 安全性に優れるリン酸鉄リチウムを初採用

アンカー・ジャパンは12月7日、「Anker」ブランドのポータブル電源「Anker 521 Portable Power Station」(PowerHouse 256Wh)を発表した。一般的なリチウムイオンバッテリーよりも安全性が高く、経年劣化が少ない「リン酸鉄リチウムイオン電池」をバッテリーセルに採用したのが特徴。12月7日より発売する。価格は24,800円。Amazonでは初回セールとして、先着200台限定で2,480円分のAmazonポイントを還元する。

Ankerがポータブル電源の新製品 安全性に優れるリン酸鉄リチウムを初採用

シリーズで初めて、一般的なリチウムイオンバッテリーよりも安全性が高く、経年劣化が少ない「リン酸鉄リチウムイオン電池」をバッテリーセルに採用した。普段も使いながら、災害時などの備えとして使える製品が欲しいとの要望を受け開発した。

性能的には、3,000回使用しても初期容量の80%以上の容量を維持し、一般的なポータブル電源の約6倍の長寿命を達成している。保護機能用ICでセルの監視と安全制御を行うバッテリーマネジメントシステムを搭載するので、長期間使用時の安全性も高い。

バッテリー容量は80,000mAh(256Wh)。搭載ポート数は、ACコンセント×2ポート(瞬間最大600W)、USB PD対応のUSB Type-C×1ポート(最大60W)、USB Type-A×2ポート(各ポート最大12W/合計最大18W)、シガーソケット×1ポート(12V/10A)。6ポート合計最大398W出力で同時充電 / 給電が可能だ。

便利機能として、本体に接続しているが使用してないデバイスを検知すると、自動で出力を止める「省電力モード」を搭載。不要なバッテリー消費を防いでくれる。LEDライトも備え、ランタンやSOSフラッシュとしても使える。本体サイズは約W216×D211×H144mm、重さは約3.7kg。