2021年はこれで肌磨き! エディターが選ぶ、私的ベストスキンケアアイテム。
今月の「エディターズピック」では、VOGUE GIRLエディターの2021年のビューティ事情を振り返り。第4弾は、今年の肌磨きに貢献したと思うスキンケアアイテムを、エディターたちが思い思いにセレクト。
>>2021年、私たちをハッピーにしてくれた11の受賞アイテム【BEST OF BEAUTY】はこちら
>>エディターが選ぶ、ベストコスメ個人賞●ガジェット編●香水編●バスアイテム編●コスメ編
敏感肌に加えて、今の時期気になるのは乾燥。スキンケアは、敏感肌にもやさしく、保湿力のあるアイテムが求める基準です。洗浄力と洗いあがりの保湿力を両立した、夢のようなペースト状洗顔料「ミノン アミノモイスト モイストクリーミィ ウォッシュ」一択。植物性アミノ酸系の洗浄成分が肌本来のうるおいを守ってくれ、きめ細かいクリーム泡で、つっぱらずしっとりとした洗いあがりが心地いいです。韓国美容も好きで今年も色々なものを試しましたが、お気に入りはスキンケアブランド「アイムフロム」のマグワート(ヨモギ)エキスの化粧水。マグワートは韓国のティーツリーと言われていて鎮静・浄化のハーブとして知られているそうで、韓国・江華(カンファ)でとれるマグワートエッセンスを化粧水にしたこちらは、肌荒れしがちなマスク生活での頼れる相棒。マグワートの香りにも癒され、コットンパックとしても愛用しています。スペシャルケアは、韓国のヴィーガンスキンケアブランド「ベージック」のシートマスク。うるおいを与えてキメを整えるビタミンや植物性エキスが凝縮されたとろみのあるエッセンスが配合され、乾燥でくすんで見える肌を明るい印象に導いてくれます。天然コットンシード由来のヴィーガンセルロースでできたシートは肌にもやさしい使い心地で、15分間のマスクタイムは私にとってホームスパ気分。この冬もこの3点があれば、肌荒れ知らずで過ごせそうです。 (VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子)
2021年も始まりから終わりまでマスク生活でしたが、大きな肌トラブルに見舞われることなく、むしろスキンケアにせっせと投資することで、上向き調子で一年をフィニッシュできそう。今年を振り返って、改めて「これのおかげだった!」と思えた3アイテムがこちら。左から「B.A ディープクリアライザー」は、週に1、2回使用し続けているスペシャルケア。ほんのり温かいジェルクリームで、マッサージするように顔を洗うと、肌のごわつきの原因になる古い角層を取り除けて、しっとり、なめらかにリセットされます。洗うと同時にスキンケアが完了している感覚といったらよいでしょうか。一番、実感できた変化は、毛穴の角栓詰まりがなくなったのと、肌が柔らかく、明るくなったこと。中央は、普段からデリケートゾーンのソープやシャンプーも愛用している「ワフィト」の最新作「レジェナ バランシングトナー」。ずっと悩みだったたるみ毛穴に向けた化粧水と聞き、使いはじめました。みずみずしいフレッシュなテクスチャーに深呼吸をして楽しみたい精油の豊かな香り。一日の終わりにつけると、心までほぐれてほっとします。そして最後、皮脂、毛穴、くすみ、シミ、たるみ、あらゆる肌悩みに対して、マルチにパワーを発揮してくれるビタミンCセラム。私のお気に入りは「アンティポディース」の黄金色をした美容液です。キー成分としてツヤ肌へ導いてくれるのが、天然由来のビタミンCや、植物性ヒアルロンやバクチオール。使ったあとにつっぱり感がないので、ベースメイク前につけるのがおすすめで、ハイライターを使ったときのように上品なツヤを肌に与えてくれます。肌が全体的に疲れているとき、くすんでいるときに、さっと塗れる頼りがいのある一本です。(VOGUE GIRL エディター 諸岡 由紀子)
どんなに仕事で疲れて帰っても、どんなにお風呂に入るのがめんどくさくても、スキンケアだけは怠らないのが私のモットー。そのおかげか極度の乾燥&敏感肌の私ですが、今年も特に大きな肌トラブルに悩むことなく過ごすことができました。今、私が理想としているはふっくらとしたハリと透明感のある“おもち”のような肌。今回選んだのは、その肌により早く近づけると実感した3アイテムです。まず、絶対に欠かせないのは「イヴ・サンローラン」の「ピュアショット エッセンス ローション」。モロッコ産アルガンオイルが入った2層のローションなのですが、夜つけて寝ると翌朝の肌がまるで別人。ワントーンどころの騒ぎではないトーンアップとパンッとしたハリのある肌を実感します。ベタつかず、さらっとしたテクスチャーで肌馴染みがよいところも最高。2つ目は「ファミュ」のクレイマスク。肌のつっぱりが気になることが多く、クレイマスクは苦手だと思っていたのですが「ファミュ」のそれは、クレイマスクの概念を変えるのではと思うくらいにふんわり優しく、まるでホイップみたいなテクスチャー。毛穴の汚れをしっかり吸着してくれて、なめらかな肌に仕上がるところもGOODです。最後は肌トラブル時のレスキューアイテム。吹き出物や肌のゴワつきなど、トラブルの予感がしたらCICA成分配合でお馴染みの「VTコスメティックス」に助けを求めます。クリームタイプのパックなのですが、1回ごとに小包装になっているので衛生面も安心。肌に塗るとパチパチと泡立ちはじめ、洗い流すとキメが整いすっきり。それなのに潤いもキープしてくれる優れものです。今年お世話になったこの3アイテム、来年も引き続きお世話になります。(VOGUE GIRL エディター 米倉沙矢)
今年出会って感動したコスメのひとつが、今年から使い始めた「エムジービースキン」の「シカクレンジングバーム」。これまでクレンジングは、メイクさえ落ちればいい精神で長年同じものを使い続けてきた私にとって、こちらのバームは感動もの。メイクだけでなく、毛穴汚れや肌のザラつきまで取り除かれているのが実感でき、クレンジングしただけで一通りスキンケアが終わった後のようにしっとりやわらかい肌へと変化。レモンのような爽やかな香りも大好きで、クレンジングの時間がちょっとした癒しタイムに。メイクオフを後回しにしがちだった私ですが、帰宅後は真っ先に洗面台に足が向かうようになりました。そして外せないのが、「SK-II」のアイテム。2021年は念願の「SK-II」デビューを果たした一年だったのですが、「フェイシャル トリートメント エッセンス」に加えて、今年の秋からは「ジェノプティクス ウルトオーラエッセンス」をプラスで取り入れ始めました。「SK-II」を代表するジェノプティクスシリーズから誕生した、新処方の美白美容液ということもあって、使う前から期待していたのですが、テクスチャーも香りも使用感も期待以上! 使用後は肌がいきいきと輝き出すような感覚に。テクスチャーや香りも心地よくて、より丁寧に自分の肌と向き合うようになりました。今年一番減りが早かったのが「ON&DO」の「リーフバーム」。こちらは椿葉の表面を覆うワックス成分“クチクラ”に着目したアイテムで、肌に極薄のうるおいバリアを形成し、美容成分を閉じ込めながら肌を保護してくれる優れもの。これまでスキンケアは乳液でフィニッシュしていたのですが、こちらのスキンケアバームを仕上げにつけると、翌朝の肌のふっくら感やうるおいがまるで違う! 唇にも体にも髪にもつけることができ、薄型で持ち歩きやすいのでレスキューアイテムとして大役立ちしています。3品とももう手放せないほど溺愛中です。(VOGUE GIRL ジュニア・エディター 高山 莉沙)