浸かるだけで体をキレイに「夢のお風呂」の値打 こすって肌を傷めずとも小さな泡が汚れ落とす

ただ娘を救いたい一心で

狩野 史長(以下、狩野):入浴装置の分野に参入したきっかけは?

青山 恭明(以下、青山):私の三女が生まれたときから重度のアトピー性皮膚炎を患っていて、水道水に含まれる塩素が入浴などで肌に吸着しアレルギー反応を起こしてしまうため、身体をこすって洗うことができないということがありました。

そんなとき、偶然テレビで「小さな泡を使って洗う」という半導体の洗浄工程を見たときに、はっとしました。

同時に50年前の万博を思い出して、例えば同じ理屈で小型化してお風呂をつくれば、“人間洗濯機”ができるのではないか。お湯に浸かっているだけで娘の身体をきれいにしてやれるのではないか、と思いました。

娘の問題を解決することができたら、同じように苦労されている方のお役に立てるのではないかと思ったのです。

浸かるだけで体をキレイに「夢のお風呂」の値打 こすって肌を傷めずとも小さな泡が汚れ落とす

浄水器を家のおおもとにつける“浄水システム”を開発し、お風呂にためるお湯もシャワーのお湯も、すべて塩素がない状態の“いいお水”を出すという装置の開発が、わが社のスタートでした。

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