1か月試して分かった1.5万円で買えるロボット掃除機の実力
たっぷりと充電してあげてから、さっそく掃除してもらった。ぶぅ〜〜〜〜と言いながらフローリングを快走する。意外とスイスイと進んでいくものだ。これでキレイにしてくれるなら、こんなにラクなことはない。
走った跡をうるさい姑のようにチェックすると、けっこうゴミが残っている。
ソーメンの乾麺が残ってます……ご飯粒も豪快にスルーまぁ1回通ったくらいじゃ吸い込めないよね。と温かく見守ることにした。数分後に、また同じところを通る。
またスルー……。
まぁ2回通ったくらいじゃ吸い込めないよねと、まだまだ余裕の筆者。しばらくすると、また同じ場所を走る。
3回目もスルー……。
さすがに、それはないよぉ、とかなりガッカリ。米粒もソーメンも残ってるよ。
まぁでも、とりあえず台所だけは、じっくりと掃除してもらおうと思い、約30分、走らせておいた。その後、スイッチを切り、本体上面のカバーを外し、ダストケースを開けてみる。
ホコリが中心だが、思いのほか、ゴミや髪の毛も吸い取っていた。米粒も、いくらかは取り込んでくれている。意外とやってくれるじゃないか。
本体上面のカバーを外すと、ダストボックスが現れるダストボックスの容量は約0.2リットルホコリを中心に、ゴミや髪の毛も吸い取っていたここまで使って、このモデルが拭き掃除に対応していることを思い出した。付属のモップシートを、本体裏面に装着することで、拭き掃除対応と謳っているのだ。
付属するモップシート。替えのシートは、30枚入りで1,000円(税抜)少し薄めのシートには、等間隔に穴が空いていて、微妙にデコボコしているモップシートホルダーにシートをかぶせ、4つの角を固定する本体の裏面にシートホルダーを装着モップシートを付けて心機一転、また同じフローリングを走らせた。走りは相変わらず軽快。
走った跡を見てみると、今度は、米粒もソーメンも残らず取っていってくれた。髪の毛などもモップシートに引っかかっているのか、ズルズルと引きずりながら走っている。
モップシート装着後も、走りは軽快掃除後にモップシートをチェックすると、細かいゴミや、髪の毛などがいっぱい集められていたモップシートの効果は絶大だ。掃除後に、フローリングを素足で歩いても、ゴミが足裏に付くことがない。一般的な掃除機で掃除をした後のように、キレイになっている。
かなり感動。
ただし、畳の部屋やカーペットが敷いてある場所では、使用できない。試しに畳の部屋を走らせたが、少し盛り上がっている畳の縁の部分でシートが引っかかり、動きが極度に鈍くなった。カーペットでは、完全に動けなくなっていた。同様に、絨毯の走行も難しいだろう。