ヤマハ、原付二種スクーター『アクシスZ』をマイナーチェンジ。2022年モデルとして3月18日発売
ヤマハ・アクシスZ/カラー:マットダークパープリッシュメタリック(マットブルー)
ヤマハ発動機は2月15日、走りと環境性能を融合した原付二種スクーター『AXIS Z(アクシス・ゼット)』を2022年モデルにマイナーチェンジし、3月18日に発売すると発表した。【写真】ホワイトカラーのヤマハ・アクシスZ 2022年モデルの右サイドビュー アクシスZは、ヤマハ125ccスクーターでトップとなる51.9km/L(WMTCモード)を誇る低燃費や、扱いやすい軽量ボディ、形状によるがジェット型ヘルメットがふたつ収納可能な大容量約37.5Lのシート下トランクなど、実用性と快適な乗り心地を兼ね備え、通勤など日常の移動手段として幅広いユーザーから支持されているモデルだ。 パワートレインには、ヤマハが2014年から掲げる“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想『BLUE CORE(ブルー・コア)』エンジンが搭載されている。この思想は、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスし性能実現を図るもので、アクシスZの空冷4ストロークSOHC2バルブエンジンもこのブルー・コア思想に基づき開発されている。 今回発表された2022年モデルでは、そんなエンジン部分に改良が施され、平成32年排出ガス規制適合のほか、エンジン始動用モーターとジェネレーター機能が一体化された『SMG(スマート・モーター・ジェネレーター)』の採用により、静粛かつ振動の少ないエンジン始動を実現する。 そのほかにも、リヤブレーキ操作によってフロントブレーキもバランスよく効力を発生させる前後連動ブレーキ『UBS(ユニファイド・ブレーキ・システム』の採用や、ヘッドランプ光量が従来の35/35Wから60/55Wにアップし、さらにアクセサリーとしてUSBソケットも用意された。 またカラーリングのアップデートも行われ、マットダークパープリッシュメタリック(マットブルー)、ブラックメタリック(ブラック)、グレーメタリック(グレー)、マットダークイエローイッシュグレーメタリック(マットブラウン)、ブルーイッシュホワイトカクテル(ホワイト)の5色が設定されている。 2022年モデルとしてマイナーチェンジされたアクシスZのメーカー希望小売価格は27万1700円(税込)となり、2022年3月18日の発売が予定されている。詳細についてはヤマハの公式ホームページ(https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/axis-z/)まで。[オートスポーツweb ]