新型SUV「アルカナ」発表 独自のフルハイブリッド仕様 ルノー | 中古車なら【グーネット】
車種別・最新情報 [2022.02.24 UP]
新型SUV「アルカナ」発表 独自のフルハイブリッド仕様 ルノー
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ルノー・ジャポンは2月24日、クーペスタイルの新型フルハイブリッドSUV「アルカナ」を、5月26日から全国のルノー正規販売店で販売すると発表した。メーカー希望小売価格は4,290,000円（消費税込）。
この記事の目次クーペスタイルの都会的なフォルム ルノー独自のハイブリッドシステム搭載
新型アルカナは最低地上高を200mmに設定し、筋肉質なボディサイドの造形や、張り出したフェンダーといったSUVの持つ力強さと、優雅に弧を描くルーフラインがエレガントさを感じさせるクーペスタイルが融合した都会的なフォルムが特徴。また、ルノーがF1で培ったノウハウを活かして独自開発したハイブリッドシステム「E-TECH HYBRID（イーテック・ハイブリッド）」による力強い加速と、速度域を問わずダイレクトで爽快なドライブフィールを併せ持つ。インテリアは人間工学に基づき設計されたドライバー中心のスマートコックピットを備えるほか、快適性を高める装備を用意。先進運転支援システムも充実させ、高い安全性を実現している。
F1のノウハウ生かしたE-TECH HYBRID
新型アルカナが搭載するE-TECH HYBRIDは、F1で培ったノウハウを活用し、ルノーが独自に開発した軽量かつコンパクトなハイブリッドシステム。メインモーターであるE-モーターとHSG（ハイボルテージスターター＆ジェネレーター）の2つのモーター、ハイブリッド用に再開発を施した1.6L 4気筒自然吸気エンジン、そしてこれらを繋ぐトランスミッションの電子制御ドッグクラッチマルチモードATで構成され、従来のパワートレーンにはないダイレクトかつスムーズなドライブフィールと、低燃費を実現した。なお、E-モーターは36kW / 205Nm、HSGは15kW / 50Nm、そしてエンジンは94ps / 148Nmをそれぞれ発揮。さらに1.2kWh（250V）の駆動用バッテリーを搭載し、市街地などの走行時にはバッテリーの充電電気で積極的にモーターのみで走行、燃費向上に貢献する。
エレガントさを追求したフォルム
新型アルカナは、SUVの機能美とクーペのエレガントさを融合した都会的なフォルムが目を引く。1,580mmの全高に対し、200mmと高い最低地上高を設定、高い位置に配されたベルトラインと筋肉質な造形のボディサイド、幅広で張り出したフェンダー、フロントとリアのスキッドプレート、ホイールアーチプロテクションなどがSUVらしさを強調。その一方で、リアに向かって優雅に弧を描くルーフラインとサイドウィンドウのラインは流れるようなフォルムを形作り、クーペのような俊敏さとエレガントさを醸し出す。
フロントにはF1に着想を得たフロントブレードを装着し、スポーティなたたずまいを強調。フロントバンパー両端にはフロントホイールハウスに繋がるエアディフレクターを装備し、燃費向上に効果をもたらす。
LEDヘッドライトには、ルノーモデルを象徴するCシェイプのデイタイムランプを装備。リアのコンビライトにも同様にCシェイプを組み込み、テールゲートの幅全体に伸びるシグネチャーランプと一体となって、スタイリッシュな独自の表情を作り出している。
スポーティで上質なインテリア
インテリアは、モータースポーツの血統を受け継ぐルノー・スポール由来のR.S.LINEデザインを採用。ドアトリムとダッシュボードにはカーボン調パネルを採用し、レッドラインのアクセントがスポーティな印象を高めている。また、レザー×スエード調コンビ6ウェイ電動フロントシート、レザーステアリングホイール、そしてシートベルトにも施されたレッドステッチが、スポーティさと上質さを感じさせる。フロントシートとレザーステアリングにはヒーターを装備し、快適性を高めた。
コックピットは、ドライバーを中心に考えられた運転席のスマートコックピットを採用し、人間工学に基づいた設計で運転に集中できる環境づくりに配慮。運転席正面には10.2インチのフルデジタルインストゥルメントパネルを据える。
センターコンソールには、各種インフォテインメントを表示、操作する7インチタッチスクリーンを装備。先進のインフォテインメントテクノロジーとルノー・マルチセンスに簡単にアクセスできるほか、AppleCarPlayやAndroidAutoに対応し、スマートフォン内の各種アプリを利用できる。そのほか、センターコンソールにはスマートフォンワイヤレスチャージャーを搭載した収納スペース、USBソケット、12Vソケットなどが配されている。
ダブルフロアシステムを採用した上下併せて480Lの容量を持つラゲッジスペース、センターコンソール、アームレスト、リアアームレストなど各所に収納スペースを設け、ユーティリティ性も高められた。
先進の運転支援システム搭載
新型アルカナは先進の運転支援システムを多数採用し、安全性を向上。高速道路や自動車専用道路での長距離走行や渋滞時などの運転の負担を軽減するハイウェイ＆トラフィックジャムアシストをはじめ、アダプティブクルーズコントロール、360度カメラ、イージーパーキングアシスト、パーキングセンサーを装備する。また、予防安全技術として、アクティブエマージェンシーブレーキ、レーンキープアシスト、スピード警告付トラフィックサインレコグニション、ブラインドスポットワーニングなどを搭載している。
主要諸元＆メーカー希望小売価格
| ルノー アルカナ 主要諸元 | |
| グレード | ルノー アルカナ R.S. LINE E-TECH HYBRID |
| ハンドル | 右 |
| ステアリング形式 | ラック･ピニオン(電動アシスト) |
| 全長×全幅×全高（mm） | 4,570×1,820×1,580 |
| ホイールベース（mm） | 2,720 |
| トレッド 前/後（mm） | 1,550 / 1,560 |
| 車両重量（kg） | 1,470 |
| 定員 | 5 |
| 最小回転半径（m） | 5.5 |
| エンジン型式 | H4M |
| エンジンタイプ | 自然吸気 直列4気筒 DOHC16バルブ |
| 総排気量（cc） | 1,597 |
| 最高出力（kW(ps)/rpm (ECE)） | 69（94）/5,600 |
| 最大トルク（N･m(kgm)/rpm (ECE)） | 148（15.1）/3,600 |
| 使用燃料/燃料タンク容量（L） | 無鉛プレミアムガソリン/50 |
| メインモーター（E-モーター）型式 | 5DH |
| タイプ | 交流同期電動機 |
| 最高出力（kW(ps)/rpm (ECE)） | 36（49）/1,677-6,000 |
| 最大トルク（N･m(kgm)/rpm (ECE)） | 205（20.9）/200-1,677 |
| サブモーター（HSG）型式 | 3DA |
| タイプ | 交流同期電動機 |
| 最高出力（kW(ps)/rpm (ECE)） | 15（20）/2,865-10,000 |
| 最大トルク（N･m(kgm)/rpm (ECE)） | 50（5.1）/200-2,865 |
| 電力用主電池 | リチウムイオン電池 |
| 駆動方式 | 前輪駆動（FF） |
| トランスミッション | 電子制御ドッグクラッチマルチモードAT |
| メーカー希望小売価格（消費税込） | 4,290,000円 |
※リサイクル料金：14,130円
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ライタープロフィール
グーネットマガジン編集部1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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