【新車】ホンダ、「フォルツァ」をモデルチェンジし3/25に発売

ホンダは、高い環境性能と優れた出力特性を実現した新設計エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」※1を搭載し、フレームの一部を新設計するなどモデルチェンジを図った軽二輪スクーター「フォルツァ」を3月25日(木)に発売する。

フォルツァは、2000年に初代モデルが発売されて以来、スタイリッシュな外観に、充実した装備や優れた利便性を兼ね備えたシティーコミューターとして幅広い層から支持されているモデル。

今回、フォルツァに搭載した新設計エンジンeSP+は、徹底したフリクション低減技術や、吸排気系を刷新するなど、より優れた出力特性と環境性能を高次元で両立させている。また、フレームの一部を新設計しラジエーター位置を燃料タンク後方から前方へ変更することで、エンジンの冷却効果とフロントへの分担荷重を増加させ、走行中の車体の安定感と快適性をさらに進化させた。

さらに、電動式可動スクリーンの可動域の伸長※2による防風性能の向上や、別売りの純正アクセサリーに「トップボックス35Lスマートキーシステムタイプ」※3を新たに設定し、本機のスマートキーと連動させ解錠するなど、快適性と利便性をより追及した。

※1 環境対応型スクーター用エンジン“eSP”に付加価値技術を採用することで、高い環境性能だけでなく、出力の向上と、フリクションの低減を実現し、高出力と優れた環境性能を併せ持つ新世代環境対応型スクーター用エンジンの総称です。eSPは、enhanced(強化された、価値を高める)Smart(洗練された、精密で高感度な)Power(動力、エンジン)の略です※2 前モデルより可動域+40mm。全可動域180mm※3 前モデルのHonda SMART Keyスマートキーシステムには非対応

目次

  • 2 新型フォルツァの主な特徴
  • 3 主要諸元
  • フォルツァ

    メーカー希望小売価格:658,900円(消費税込)

    新型フォルツァの主な特徴

    エンジンは、新世代環境対応型スクーター用エンジンeSP+の249ccエンジンを搭載しています。eSP+は出力向上のために、4バルブ機構の採用や、ボア×ストロークの変更、クランクまわりの高剛性化、ピストンオイルジェットを採用しました。吸気・排気ポートは完全新設計とし、吸気ポートは吸気効率の向上と燃焼効率タンブル流の強化を行い、排気ポートは湾曲した形状をより直線的な形状へ変更することで排気効率を向上させました。また、エアクリーナーからインレットパイプまでを構成する各部品の吸気経路を拡大することで吸気効率を向上。マフラー内部の構造を3室から2室に変更することで、キャタライザーの配置やサイズを最適化し力強い走りと高い環境性能に寄与しています。さらに、低燃費性能の進化のため、従来から採用されているフリクション低減技術に加えて、クランク室内の潤滑油などを吸引することで同室内における回転フリクションの低減に寄与するスカベンジポンプや、騒音や振動を抑制する油圧式カムチェーンテンショナーリフター、振動を低減させより快適な走行に寄与するバランサーシャフトを採用しています。

    車体は、各速度域における安定感と快適性をさらに進化させるため、フレームの一部を新設計としました。フレームの各部を構成するパイプ径や肉厚、材質と、これらの接合位置を見直しました。ラジエーターをフューエルタンクの前に配置したことで、効率的なエンジンの冷却を可能とするとともに、フロントへの分担荷重を増加させ、より安心感のある車体挙動に寄与しています。また、無段階で調整可能な電動式可動スクリーンの可動域を従来モデルより40mm伸長し、全可動域を180mmとすることで、防風性能をより向上させました。足回りは、優れた走破性へ寄与するアルミ製大径ホイールとブレーキング時の安心感を高める前・後輪に作用するタイプのABS※4は継続採用としています。

    新たな先進装備として、ハザードランプを高速点滅させることで、急ブレーキをいち早く後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルや、フロント左側のインナーボックス内に、携帯端末の充電などに便利な「USBソケット」※5を採用。別売りの純正アクセサリーにHonda SMART Key システムと連動させることで、より便利にトップボックスの解錠を可能とした「トップボックス35Lスマートキーシステムタイプ」を新たに設定しました。また、Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)※6、Honda SMART Keyシステムは継続して標準装備としています。

    スタイリングは、進化した走りのイメージにあわせて各部をデザインしました。スポーティーな形状へ一新したミラー部のウインカーや、ヘッドライト下部分に設けたスポイラー形状の造形。各所に配置されたエアインテークとエアアウトレットなどを、アグレッシブなラインのボディー面でまとめることで、力強くよりスタイリッシュなデザインとしています。カラーリングは、スマートでモダンな雰囲気を表現したパールホライゾンホワイト、アグレッシブな印象のマットガンパウダーブラックメタリックとともに、新たに、力強さと個性を表現した「インディーグレーメタリック」を追加し、全3色の展開としています。

    ※4 ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます※5 裏表問わず挿入可能なTYPE-Cコネクタ※6 前後輪の車輪速センサーとスロットルポジションセンサーからの信号をもとに、燃料噴射量制御を行うことでエンジントルクを制御し後輪のスリップを抑制します。また、HSTCはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、Honda セレクタブル トルク コントロールを装備していない車両と同様に無理な運転までは対応できません

    主要諸元

    通称名

    フォルツァ

    車名・型式

    ホンダ・2BK-MF15

    全長×全幅×全高 (mm)

    2,145×750×1,360

    軸距 (mm)

    1,510

    最低地上高 (mm)★

    145

    シート高 (mm)★

    780

    車両重量 (kg)

    186

    乗車定員 (人)

    2

    最小回転半径 (m)

    2.4

    エンジン型式・種類

    MF15E・水冷 4ストローク OHC 4バルブ 単気筒

    総排気量 (cm3)

    249

    内径×行程 (mm)

    67.0×70.7

    圧縮比 ★

    10.2

    最高出力 (kW[PS]/rpm)

    17[23]/7,750

    最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm)

    24[2.4]/6,250

    燃料消費率※7(km/L)

    国土交通省届出値定地燃費値※8(km/h)

    41.5(60)<2名乗車時>

    WMTCモード値★(クラス)※9

    33.2(2-2)<1名乗車時>

    燃料供給装置形式

    電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>

    始動方式 ★

    セルフ式

    点火装置形式 ★

    フルトランジスタ式バッテリー点火

    燃料タンク容量 (L)

    11

    変速機形式

    無段変速式(Vマチック)

    タイヤ

    120/70-15M/C 56P

    120/70-15M/C 56S

    140/70-14M/C 62P

    140/70-14M/C 68S

    ブレーキ形式

    油圧式ディスク

    油圧式ディスク

    懸架方式

    テレスコピック式

    ユニットスイング式

    フレーム形式

    アンダーボーン

    ■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)■製造事業者/Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.■製造国/タイ■輸入事業者/本田技研工業株式会社※7 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります※8 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です※9 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

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    情報提供元 [ Honda ]

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