三菱自動車、新型軽ハイトワゴン「eKワゴン」「eKクロス」。「eKクロス」はSUVテイストの“キュート・ビースト”
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|---|---|---|
T | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ(ハイブリッド) | CVT | 2WD(FF) | 1,636,200円 | 19.2km/L |
4WD | 1,765,800円 | 16.8km/L | |||
G | 直列3気筒DOHC 0.66リッター(ハイブリッド) | 2WD(FF) | 1,555,200円 | 21.0km/L | |
4WD | 1,684,800円 | 18.8km/L | |||
M | 2WD(FF) | 1,414,800円 | 21.2km/L | ||
4WD | 1,544,400円 | 18.8km/L |
先代モデルではベーシックなeKワゴンとスポーティバージョンの「eKカスタム」の2本立てとなっていたが、フルモデルチェンジに際してeKカスタムをSUVテイストのクロスオーバーモデルであるeKクロスに一新。新しいeKワゴンでは「THE CUTE CHIC(キュート・シック)」をデザインコンセプトに、おおらかで張りのある曲面を使って全体を構成。生き生きとした躍動感に加え、かわいらしく上質なデザインが与えられている。
新たに登場したeKクロスは「THE CUTE BEAST(キュート・ビースト)」がデザインコンセプト。三菱自動車のSUVで採用されているフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」によって力強さが表現され、前後バンパーのシルバー処理、ホイールアーチやサイドシルをブラックアウトさせる専用デカール、専用ルーフスポイラーなどを使ってSUVテイストを強調。さらにボディ全般とルーフの色を変えた2トーンカラーも選択可能として個性を際立たせている。
このほかeKクロスの外観上の装備では、フロントマスクで上2段をロービーム、下段をハイビームとする3灯式LEDヘッドライトを標準装備。また、アクティブテイストをさらに高める専用ルーフレールをオプション装着可能としている。
eKワゴン GeKクロス TeKワゴンのボディカラーは写真の「ミントブルーメタリック」など7種類をラインアップeKクロスのボディカラーは写真の「サンドイエローメタリック/ホワイトソリッド」など2トーンカラー5種類、モノトーンカラー6種類の計11種類を用意するインテリアは「パーシブド・クオリティ(感性品質)」の視点を採用し、機能性と質感にこだわって開発を実施。水平基調のインパネは三菱自動車独自の「ホリゾンタルアクシス」となっており、すっきりとした形状で良好な前方視界を確保。シフトセレクターと隣接するセンターコンソールのエアコン操作部はタッチパネル式で、機能ごとにアイコンやガイドとなるモールドを設定して操作性を高めた。
大型2眼式のメーターパネルでは、中央に4.2インチのカラーTFTディスプレイを設置。燃費情報や「エネルギーモニター」表示のほか、タイヤの向きと前進/後退時の具体的なクルマの進行方向をイラスト表示する「タイヤアングルガイド」を採用し、日常的な使い勝手を向上させている。
フロントシート周辺の収納スペース充実にもこだわり、使用頻度の低い車検証は助手席トリムに専用リッドを設定して収めるほか、インパネ両サイドのエアコン吹き出し口前に設定してエアコンの風を当てられるようにしたカップホルダー、助手席前方の引き出しティッシュBOX、運転席と助手席のどちらからでも利用できるセンタートレイ、センターカップホルダー、センターBOX、折りたたみ傘などを収納できるステアリングコラム下の収納スペースなどを採用し、スマートな見た目と実用性の高さを両立させている。
このほか、eKワゴンではインテリアカラーの基調をライトグレーとし、シートにボリュームを感じさせる表皮を使って明るさやカジュアルさ、居心地のよさなどを演出している。eKクロスではインテリアカラーの基調をブラックとしつつ、要所にブルーの差し色を使用してスポーティさやスタイリッシュさを表現。シート表皮は凹凸感のあるクロスにハニカム調のエンボス加工を与え、タフで機能的なイメージを演出している。
また、eKクロスでは専用オプションとして、ブラックとタン、アイボリーなどのインテリアカラーを使い、シート表皮を合皮とクロスのコンビネーションタイプとするほか、インパネなどにPVC(ポリ塩化ビニル)のラッピングを設定して上質感を高める「プレミアムインテリアパッケージ」(5万4000円高)を用意している。
eKワゴンのインテリアはライトグレーを基調に、ソファが置かれたカフェのようなボタニカル(植物的)な車内空間を演出ブラックとブルーの内装色がクールな雰囲気を与えるeKクロスのインテリアeKクロスでは合皮とクロスのコンビシートなどを採用する専用オプション「プレミアムインテリアパッケージ」(5万4000円高)を選択可能助手席のドアトリムに車検証の収納スペースを用意多彩な収納スペースによる高いユーティリティもアピールポイントの1つ助手席背面の上側に設置されたシートバックポケットはeKクロス専用品4.2インチカラーTFTディスプレイのマルチインフォメーションディスプレイをメーターパネル中央に設定マルチインフォメーションディスプレイでは設定変更や「エネルギーモニター」などのリアルタイム情報に加えて「タイヤアングルガイド」を表示可能。タイヤの向きと選択中のギヤから、車両が進む方向を矢印で示してくれる