ホンダ、「ホーネット」復活を予告 ミラノショーで「Hornetコンセプト」発表

快適性と多用途性を備えた「NT1100」初公開

NT1100

2021年10月の欧州発表に続き、今回ショーイベントで初披露となる「NT1100」は、軽快なスポーツモデルと快適なツアラーモデルの融合を図り、新たなオンロード・ツーリングモデルの市場を創造する。

ホンダ、「ホーネット」復活を予告 ミラノショーで「Hornetコンセプト」発表

5段階に高さ調整可能なウインドスクリーンに加え、ライダー前方の左右上下のウィンドディフレクターが、ライダーへの走行風をやわらげるなど快適性を追求。6.5インチのタッチパネル式TFTフルカラー液晶の表示はカスタマイズ可能で、Apple CarPlay/Android Autoにも対応させた。

エンジンは、水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ直列2気筒を搭載。最高出力74kW/最大トルク104Nmを発生し、吸気およびエキゾーストはよりスムーズな加速力と魅力的な排気サウンドを重視。Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)は3段階の設定とし、後輪スリップ制御とウイリー挙動緩和制御を採用した。

NT1100のスチール製セミダブルクレードルフレームは、シャープな操縦性を実現。フロントサスペンションにはShowa製の倒立式フロントフォークを、リアにはシングルリアショックを採用。フロントの310mmブレーキディスクには4ピストンのラジアルマウントキャリパーを組み合わせて採用。タイヤは、前120/70-17、リア180/55-17サイズを装着する。

カラーリングは、マットイリジウムグレーメタリック、パールグレアホワイト、グラファイトブラックの3色を設定。

そのほか、「SH125i」「SH150i」のニューカラーとして2パターン追加や、「X-ADV」「Forza 125」「Forza 350」「CB650R」「CBR650R」「CMX500 Rebel」「CMX1100 Rebel」「Gold Wing」「Gold Wing Tour」の新色追加などが発表された。

また、EICMA 2021に出展された「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP 30th Anniversary」「NT1100」は、日本で販売を予定していることがアナウンスされた。