2021新型バイク総まとめ:日本車51~125cc原付二種スクータークラス

2021新型バイク総まとめ:日本車51~125cc原付二種スクータークラス

 2021新型バイク総まとめ:日本車51~125cc原付二種スクータークラス

アジアや欧州で新型の先行販売が報じられるたび、「すぐに国内販売を!」と期待に胸躍る原付二種クラスは、スクーターも多種多彩だ。不動の人気を誇るPCXを軸にリード125やディオ110等を展開するホンダに対し、ヤマハはNMAX/シグナスX/アクシスZ/トリシティ125で対抗する。[関連写真ギャラリー×12枚]2021新型バイク総まとめ:日本車51~125cc原付二種スクータークラス

日本車51~125cc原付二種スクータークラス ラインナップ〈排気量125cc〉

──────────ホンダPCX/e:HEV〈ギャラリー写真1〉──────────伸びやかなスタイルは従来モデルを踏襲するが、’21モデルはフルチェンジ。新設計のeSP+エンジンは良好な燃費やクリーンな排出ガスなど、高出力化と共に環境性能を向上してトラクションコントロール(HSTC) も新装備。フレームも刷新され、各パーツの接合位置を最適化して剛性アップと軽量化を実現し、新デザインのホイールは後輪を13インチに小径化して前後ともワイドタイヤを採用する。インナーパネルは横長に広がって、液晶ディスプレイを大型化。ラゲッジの容量アップやインナーボックス内にType-CのUSBソケットを装備して利便性も向上。カラーはPCXが赤/黒/白/ツヤ消しグレー/ツヤ消しシルバーの5色で、e:HEVは白ベースに青の差し色が入る。──────────ヤマハNMAX〈ギャラリー写真2〉──────────ヨーロッパで’21モデルとして刷新し先行販売していたNMAX(125)が国内モデルで登場。新型ブルーコアエンジンはトラクションコントロールやアイドリングストップを備え、平成32年排出ガス規制適合。静かにエンジン始動/再始動できるスマートモータージェネレーターを国内モデルで初採用した。フレームは新設計でホイールも新型、エクステリアは前モデルの流れを汲みつつ鋭さを増した。スマホと連携する専用アプリ機能や、便利なスマートキーも採用。カラーはシルバー/グレー/マットグレー/マットブルーの4色をラインナップ。ハイスクリーン/リヤキャリア/キー付きの39Lトップケースを装備する「快適セレクション(40万9200円)」も販売。──────────ホンダ リード125〈ギャラリー写真3〉──────────低燃費でアイドリングストップ機能を持つeSPエンジンを搭載し、コンビブレーキも装備。フルフェイス2個を収納できる37Lのラゲッジボックスや、大型フックに12V電源ソケット内蔵のインナーボックス、キー連動でリッドが開くフロント給油口も便利だ。──────────ヤマハ アクシスZ〈ギャラリー写真4〉──────────ヤマハ125 スクーターでトップの低燃費54.6km/L、最軽量の100kg、もっとも低い770mmのシートと、扱いやすさをとことん追求。ロングシートの下にはヘルメットが2個入る37.5Lの大容量トランクを装備。’21は新色のマットグリーンと合わせて全5色を用意する。──────────ヤマハ シグナスX〈ギャラリー写真5〉──────────フロントにΦ245mmのウェーブディスクを備えるエアロなスポーツスクーターだけに、液晶メーターにはタコも備わる。フロントポケットには便利なDC12Vソケットも装備。青/白/赤/黒の標準カラー4色に加え、限定800台のモンスターエナジー仕様も手に入る。──────────スズキ スウィッシュ/リミテッド〈ギャラリー写真6〉──────────前後10インチの小径タイヤが軽快な取り回しと俊敏な走りを実現し、タンデムも快適。フロント給油口やUSBソケット、回転数も表示するフル液晶メーターなど充実装備。グリップ/シートヒーターと冬場に嬉しいナックルバイザーを装備する「リミテッド」も用意。’21年9月をもって生産終了した。──────────ヤマハ トリシティ125〈ギャラリー写真7〉──────────ヤマハ独自のLMWテクノロジーで生まれたトリシティ。125と155は外寸やシート高は変わらず、重量もほぼ同じで、両車ともエンジンはブルーコアを搭載。’21は125に新色のイエローが登場。他カラーは125/155共通で白とマットグレー、155にグレーを用意。──────────スズキ アドレス125〈ギャラリー写真8〉──────────高い燃焼効率を追求したSEPエンジンが堅実な走りを発揮。足着き性に優れる標準車の他に、巡航性に優れる「フラットシート」仕様も用意。余裕のある車体はヒザまわりもユッタリ。アナログ式メーターは見やすく、大型のカバンホルダー/リヤキャリアも標準装備する。’21年9月をもって生産終了した。──────────ヤマハ ズマ125[北米仕様]〈ギャラリー写真9〉──────────台湾ヤマハの’21 BW’Sが、北米’22モデルとして登場したのがコレ! 高い地上高やワイドなブロックタイヤが、いかにもタフなアドベンチャーマシンをイメージさせる。高強度のフレームにはオプションのガードやキャリア類をガッチリ装着できるようステーが設けられ、カスタムにも最適。搭載エンジンはNMAX系のブルーコアで可変バルブ機構(VVA) を装備。今すぐ国内販売してほしい!