【2021年】250ccバイクおすすめ17選|人気国内モデルを一覧紹介!

250ccバイクとは?

250ccバイクとは、ミニバイクと呼ばれる50ccクラスや125ccクラスほど小さくなく、ミドルバイクの600cc~や、1000cc超のビッグバイクほど大きくない。加えて400ccよりも軽量かつスリムなので、渋滞時もそれほど苦にならず、駐車時の取り回しが楽。狭くて信号の多い日本の市街地を走るには、ちょうどいい車格とパワーを秘めていること。ここが250ccバイクの大きなポイントです。

バイクには50ccクラス、125ccクラス、150ccクラス、250ccクラス、400ccクラス、500ccクラス、600ccクラス、650ccクラス、750ccクラス、900ccクラス、1000ccクラス、1300ccクラスなど様々な排気量のカテゴリーが存在。ここで取り上げる250ccバイクは、バイクの中では車体サイズ的に「真ん中よりも少し下」に位置するのが特徴です。

250ccバイクが人気の理由【メリット】

ビギナーにも人気の250ccバイクは、軽量コンパクトなボディにハイパワーエンジンを搭載。余裕の走りで高速道路も走行可能。車検の必要がなく、維持費が安いというメリットもあります。

ポイント

251cc以上のバイクは自動車と同じく、2年に1度(新車は初回のみ3年)の車検があります。登録済みのバイクは、たとえ乗らなくても2年に1度(新車は初回のみ3年)、必ず車検を受けなくてはいけません。車検切れのバイクは、いかなる場合も一般公道を走ることはできません。仮に走行した場合、「無車検車運行(道路運送車両法違反)」の対象となり、6点の違反点、30日間の運転免許停止、6ヶ月以下の懲役または30万円以下という厳しい罰則が科せられます。

一方、250ccバイク(排気量~250cc迄のバイク)は、車検の必要がありません。車検費用は交換する部品代+整備費用+法定費用。法定費用だけでも4万円程度かかるので、車検の総額費用はそれ以上。車検がないから250ccバイクを選ぶライダーは、非常に多いのが特徴です。

125ccクラスの原付二種とは異なり、125ccを超える250ccバイクは高速道路や自動車専用道路の走行が可能(一部の首都高速道路等を除く)。市街地などの一般道、いわゆる“下道(したみち)”において、125ccバイクは極めて高いポテンシャルを発揮。しかし道幅が広く、直線の長い幹線道路などではややパワー不足な面も垣間見えます。一方250ccバイクは、パワフルなエンジンに加え、フレーム、ブレーキ、サスペンションのポテンシャルも高く、幹線道路はもちろん、高速道路や自動車専用道路でも交通の流れをリードできる、余裕のある安定した走りを発揮してくれます。

250ccバイクは普通自動二輪免許で乗車可能。同じく普通自動二輪免許で乗れる400ccバイクに比べ、車検がなく、自動車税や重量税も安いのが特徴。詳しくは下記参照。250ccバイクは◎。400ccバイクに該当する250cc超は☆。

【バイクの自動車税(年1回課税)】・原付一種(50cc以下)……年間2000円・原付二種(50cc超90cc以下)……年間2000円・原付二種(90cc超125cc以下)……年間2400円◎軽二輪(125cc超250cc以下)……年間3600円☆二輪小型自動車(250cc超)……年間6000円

【バイクの自動車重量税】・原付一種(50cc以下)……課税なし・原付二種(50cc超90cc以下)……課税なし・原付二種(90cc超125cc以下)……課税なし◎軽二輪(125cc超250cc以下)……新車登録時のみ4900円☆二輪小型自動車(250cc超)……年間1900円~(車検ごとに課税)

毎年5月頃に納付書が郵送されてくる自動車税は、250ccバイクが3600円。また、250ccバイクの自動車重量税は、新車登録時のみ4900円。400ccバイクよりもランニングコストも優れているのが特徴。

250ccバイクはオートバイビギナーにも人気のカテゴリー。新車の種類も多く、各自の予算、用途、好み、テクニック等に合わせて自由に選べるのが嬉しいところ。250ccバイクのオーナーは、大型自動二輪バイクにステップアップする人も多数。これらのユーザーが手放した250ccバイクが市場に流通するため、中古車のタマ数は安定しています。今時のバイクは頑丈で故障も少ないため、きっちりとメンテナンスしていれば、走行距離10万kmは当たり前。「新車を買う予算はない」という人は、程度の良い中古車をじっくりと探してみるのもおすすめです。

250ccバイクのポイントは、400cc超のバイクに比べて車体重量が軽いこと。大きな要因は、排気量が小さい=1つ1つのエンジン用金属パーツが軽量コンパクトだから。250ccバイクには、空力性能に優れ、高速道路走行も楽なフルカウル装備モデルもある一方、カウルを装備せず、軽快さと軽量化を実現したネイキッドモデルもあります。ネイキッドモデルはメカニカルでマッチョなイメージがあるのも特徴です。

250ccバイクの種類・選び方|ネイキッド・スクーターなど

250ccバイクには、スポーツバイク、ネイキッド、アドベンチャー、スクーター、クルーザー、オフロードなどのカテゴリーがあります。種類も多く、好みや用途に合わせてセレクト可能です。

ポイント

ネイキッドとはカウルを装備していないバイクを指し、裸、剥き出し等の意味を持つ、英単語「naked」に由来します。

250ccバイクの場合、ネイキッドモデルの多くは、街乗りやツーリングでの使用を想定。カウルを省いた軽量な車体や、ハンドルを高めに設定したアップライトな乗車ポジションは、ストリートでの取り扱いやすさを重視しています。

ネイキッド250ccバイクのエンジンは、フルカウル付きスーパースポーツのような超高回転型のハイパワーエンジンではなく、ストリートで多用する低中回転域を重視したトルクフルな乗り味のものが多い。乗りやすさや扱いやすさを重視し、最大出力もやや抑えられているのが特徴です。

ラリー向けのレース用マシンなどをイメージしたアドベンチャーモデル。縦長の大型フロントスクリーンと大径ホイールに加え、車種によっては前後の足周りを伸ばして伸縮ストロークに余裕を持たせ、最低地上高を高めに設定しているものが多い。

アドベンチャーモデルのポイントは、積載性に優れ、ロングツーリングが得意なこと。オンロードはもちろん、車種によっては林道などの悪路にも使える高い走破性を発揮。冒険心を駆り立てる、大型のスクリーンを設けた野性的な外観。余裕あるストロークを持たせた足長のサスペンションなど、ロードモデルやオフロードモデルとは一線を画す、独自の路線を貫いています。

250ccバイクのアドベンチャーモデルの中には、アスファルトの舗装路に加え、林道や山道など未舗装路の走行も想定。オフロードモデル同様、もしくはオフロードモデルに近い足周りに設定されたマシンもあり、走行シーンを選びません。維持費が安く、軽量コンパクトな250ccバイクのアドベンチャーモデルは、ソロキャンプ車としても大人気です。

250ccバイクのスポーツタイプには、大きく分けて以下の2種類があります。

両者は超高速域で本領を発揮する、空力特性に優れたフルカウルを装着しているのが特徴です。

オフロードとは、勾配のある山林、荒地、未舗装路、泥地など、悪路の走行を想定したモデル。ロードモデルに比べ、前後サスペンションのストロークを増やして伸縮性能を高め、凹凸路走行のために最低地上高をアップ。また、大径ホイールはクッション性の高いスポーク型とし、ブロックパターンなどのオフロード用タイヤ、カチ上げたアップ型の前後フェンダーを装備しているのが特徴です。

公道走行が可能な250ccモデルとしては上記のような本格的なオフロード車よりも、舗装路、未舗装路問わずに走れる、トレール車な要素が強いものが主流で、「ホンダ CRF250L」や「カワサキ KLX230」などがラインナップしています。

全長やホイールベース(軸距)をロング化し、シート高を低めに設定したロー&ロングスタイルがクルーザータイプの特徴。ゆったりとしたアップタイプのハンドル、迫力ある太めのタイヤを装備する。「アメリカン」とも呼ばれるジャンルもこのクルーザーに含まれます。

エンジンはスーパースポーツとは対照的な、乗りやすさと味わいを吟味した、低中回転域を重視したトルクフルなテイスト。250ccバイクのクルーザーとしては、ホンダRebel(レブル)250が人気です。

250ccバイクのスクーターは「ビッグスクーター」とも呼ばれるのが特徴。左手&左足によるミッション操作の必要がなく、スロットルのみでスムーズに走行できるのがポイント。250ccスクーターのポイントは、巨大なシート下スペースやダッシュボードによる優れた収納力。社外のリヤボックス(トップケース)も豊富で、ビジネスユースにも重宝されています。大型スクリーンを設けたビッグスクーターは、防風性や防雨性も高く、長時間の乗車やロングツーリングでも疲れにくいのが嬉しいところです。

250ccバイクおすすめ人気17選

以下では、バイカーに人気の250ccバイクおすすめ車種17選を紹介します。各モデルの特徴やスペック、価格を比較しながら、購入する車種選びの参考にしてください。

現行250ccバイク唯一の4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデル。

完全新設計の水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、最高出力45馬力(ラムエア加圧時46馬力)を発揮。ボア径×ストローク長は50.0mm×31.8mmの超ショートストローク型で、17,000rpm以上という高回転まで回るレーシーな特性。

4気筒エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出す新設計の高張力鋼製トレリスフレーム、クラス初装備のSFF-BPフロントサスペンション、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション、最新の電子制御システムを多数装備。スタンダード版のNinja ZX-25Rは847,000円。

メーカーカワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名カワサキ Ninja ZX-25R SE/KRT EDITION
全長×全幅×全高1,980mm×750mm×1,110mm
軸間距離1,380mm
最低地上高125mm
シート高785mm
キャスター/トレール24.2°/99mm
最小回転半径2.6m
車両重量184kg
エンジン水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力33kW(45PS)/15,500rpmラムエア加圧時:34kW(46PS)/15,500rpm
最大トルク21N・m(2.1kgf・m)/13,000rpm
内径×行程50.0mm×31.8mm
圧縮比11.5:1
燃料タンク容量15L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値24.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値18.9km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54H後 150/60R17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 シングルディスク310mm(外径)後 シングルディスク220mm(外径)
フレームダイヤモンド
価格935,000円
公式サイトカワサキモータースジャパン(Kawasaki)

ロー&ロングのスタイリングが印象的な、大人気のクルーザーモデル。ホイールベースは1,490mmと長く、シート高は低めの690mmに設定。前後にワイドタイヤを組み合わせ、堂々たる風格に仕上げているのがポイント。

SHOWA製Φ41mmフロントフォークの左右の幅は、ワイドな230mmに設定。リヤにはφ45mmのスチールパイプ製スイングアームに窒素ガス封入式ツインショックを装備。フレームはクレードルを持たないダイヤモンド式を採用しています。

燃費性能にも優れた水冷4スト単気筒DOHC4バルブ249ccのエンジンは、基本的にCRF250LやCB250Rと共通。フリクションの少ないローラーロッカーアームを介して駆動される狭角4バルブヘッドを持ち、ボア・ストロークは76×55mmというショートストローク型に設定されています。

メーカー本田技研工業(HONDA)
モデル名ホンダ Rebel(レブル)250
全長×全幅×全高2,205mm×820mm×1,090mm
軸間距離1,490mm
最低地上高150mm
シート高690mm
キャスター/トレール28゜00′/110mm
最小回転半径
車両重量170kg ※S Editionは171kg
エンジン水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力19kW(26ps)/9,500rpm
最大トルク22N・m(2.2kgf・m)/7,750rpm
内径×行程76.0mm×55.0mm
圧縮比10.7:1
燃料タンク容量11L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値46.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値34.1km/L
タイヤ(前後)前 130/90-16M/C 67H後 150/80-16M/C 71H
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームダイヤモンド
価格Rebel 250:599,500円Rebel 250 S Edition:638,000円
公式サイト本田技研工業(HONDA)

2017年7月に国内発売されたVストローム250 ABSは、スポーツアドベンチャーツアラーのエントリーモデルに位置付けされた、ソロキャンプやツーリングでも人気のモデル。エンジンや車体など、多くの主要パーツをロードスポーツモデル・GSX250Rと共有しているので、実質の乗り味はロードスポーツそのもの。

バランスのとれた車体と、スリムで扱いやすい実用的なデザインが特徴。鳥のくちばしをイメージさせるフロントカウルは、「DR-BIG」から続く、スズキ伝統のスタイリングを継承したものです。

エンジンは水冷4スト2気筒SOHC 2バルブ248cc。標準装着タイヤは「GSX250R」と共通の、ロード用タイヤ「IRC・RX-01」を装備。純正オプションとしてパニアケース、トップケースが設定されており、積載力の高さには定評あり。

メーカースズキ(SUZUKI)
モデル名スズキ Vストローム250 ABS
全長×全幅×全高2,150mm×880mm×1,295mm
軸間距離1,425mm
最低地上高160mm
シート高800mm
キャスター/トレール25°10′ /100mm
最小回転半径2.7m
車両重量189kg
エンジン水冷4ストローク2気筒SOHC2バルブ
排気量248cc
最高出力18kW (24PS)/ 8,000rpm
最大トルク22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm
内径×行程53.5mm×55.2mm
圧縮比11.5:1
燃料タンク容量17L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値39.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値32.0km/L
タイヤ(前後)前 110/80-17M/C 57H後 140/70-17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームセミダブルクレードル
価格613,800円
公式サイトスズキ(SUZUKI)

ヤマハのスクーター「MAXシリーズ」のDNAを継承しながらも、XMAX独自の進化を取り入れることで、時代を表す先進性と所有感を満たすスタイリングを実現したビッグスクーターモデル。鋭い眼光がシャープで精悍な表情を際立たせる二眼LEDヘッドランプは、ロービームで2灯、ハイビームで中央のランプが追加され3灯仕様。左右のフロントトランクのリッドからトンネル部にかけ、職人手作りの成形型によるテクスチャーラインを施して質感を表現。

走りの楽しさや、燃費性能&環境性能の両立を高次元で具現化するエンジンは、ヤマハ独自の設計思想「BLUE CORE(ブルーコア)」に基づいたもの。軽量で熱強度に優れたアルミ鍛造ピストン、軽量かつ放熱性に優れたDiASilシリンダーを装備しているのもポイントです。

容量約45Lのシート下トランク、夜間でも便利なスマートキーシステム、手袋などの小物を収納できる左右のフロントトランク(左側には12VのDCジャックを装備。ロック付き)など、便利なアイテムが盛りだくさん。

メーカーヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名ヤマハ XMAX ABS
全長×全幅×全高2,185mm×775mm×1,415mm
軸間距離1,540mm
最低地上高135mm
シート高795mm
キャスター/トレール26°30′/95mm
最小回転半径
車両重量179kg
エンジン水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ
排気量249cc
最高出力17kW(23PS)/7,000rpm
最大トルク24N・m(2.4kgf・m)/5,500rpm
内径×行程70.0mm×64.9mm
圧縮比10.5:1
燃料タンク容量13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッションVベルト式無段変速/オートマチック
燃料消費率・定地燃費値41.2km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値33.8km/L
タイヤ(前後)前 120/70-15M/C 56P後 140/70-14M/C 62P
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームバックボーン
価格654,500円
公式サイトヤマハ発動機(YAMAHA)

フルカウルを装備したカワサキのロードスポーツモデル「Ninjaシリーズ」の250cc版。

【2021年】250ccバイクおすすめ17選|人気国内モデルを一覧紹介!

水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンは、ボア径62.0mm×ストローク長41.2mmのスポーティなショートストローク型。11.6に高圧縮化され、12,500rpmの高回転域にて37馬力を発揮。

アシスト&スリッパークラッチ、LEDヘッドライトユニット、ギヤポジションインジケーターも標準装備。ギヤはクロスレシオ仕様で、スムーズなシフトチェンジに貢献します。

フレームはNinja H2からインスパイアされたトレリスフレームを採用し、先進解析技術を使用してフレーム剛性の最適化と大幅な軽量化を実現。フロントは大型モデルと同等のインナー径Φ41mmフロントフォークを採用。リヤショックは5段階のプリロード調整が可能で、ライダーの好みや二人乗りの有無に合わせて変更することができます。

メーカーカワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名カワサキ Ninja 250
全長×全幅×全高1,990mm×710mm×1,125mm
軸間距離1,370mm
最低地上高145mm
シート高795mm
キャスター/トレール24.3°/90mm
最小回転半径2.5m
車両重量166kg
エンジン水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量248cc
最高出力27kW(37PS)/12,500rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
内径×行程62.0mm×41.2mm
圧縮比11.6:1
燃料タンク容量14L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値37.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値26.2km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54H後 140/70-17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 シングルディスク310mm(外径)後 シングルディスク220mm(外径)
フレームトレリス
価格654,500円
公式サイトカワサキモータースジャパン(Kawasaki)

機能美を突きつめた、ホンダのオフロードモデル。競技用モトクロッサーのイメージを追求したヘッドライトバイザーから、シャープに跳ね上がるリヤカウルに至るまで、すべての贅肉を削ぎ落とし、ダイナミックなデザインにアレンジ。

水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ249ccエンジンは、低回転域からリニアに力強く反応する特性。クラッチレバーの操作荷重軽減(従来比20%低減)に貢献するアシスト機能と、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するアシストスリッパークラッチも新たに採用しました。

サスペンションは前後とも、260mmのストロークを確保して衝撃吸収性を向上。フロントはボトムブリッジの素材は、スチールから軽量なアルミ鍛造材に変更。プロリンク式リヤサスペンションは、リンクレシオ最適化のためリンクやコンロッドを新設計。しなやかにたわむことで接地感のある操縦性を生み出す最適な剛性と、板厚変更による軽量化を追求したアルミ鋳造一体型スイングアームと相まって、路面追従性と安定感のある乗り心地を実現しています。

オフロード走破性を高める最低地上高の確保と、日常での扱いやすさに配慮した足つき性を両立した「CRF250L(シート高830mm)」と、前後サスペンションの伸長により最低地上高を確保し、オフロード走破性を追求した「CRF250L〈s〉(シート高880mm)」の2種類あり。写真はCRF250L〈s〉。

メーカー本田技研工業(HONDA)
モデル名ホンダ CRF250L ()内は〈s〉
全長×全幅×全高2,210(2,230)mm×820mm×1,160(1,200)mm
軸間距離1,440(1,455)mm
最低地上高245(285)mm
シート高830(880)mm
キャスター/トレール27° 30′/109mm
最小回転半径2.3m
車両重量140kg
エンジン水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力18kW(24ps)/9,000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/6,500rpm
内径×行程76.0mm×55.0mm
圧縮比10.7:1
燃料タンク容量7.8L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値46.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値34.8km/L
タイヤ(前後)前 80/100-21M/C 51P後 120/80-18M/C 62P
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク(ABS)後 油圧式シングルディスク(ABS リヤキャンセル機能付き)
フレームセミダブルクレードル
価格599,500円
公式サイト本田技研工業(HONDA)

エンジンオイルを冷却媒体として利用する、スズキ独自の油冷エンジンを搭載した250ccロードスポーツ。高速道路走行も疲れない、スポーティなフルカウルを装備。前傾姿勢で重心を下げたデザインに、低く構えたシルエットや大胆な面使いによる流れるようなキャラクターラインを採用。

スタイリングに合わせ、一目でジクサーSF250と認識できるワイドなLEDヘッドランプを装備。コンパクトな油冷エンジンとフレームにより、車両重量158kgの軽量化を実現。バイクの入門モデルとしても最適。

快適な乗車姿勢を実現したアップライトなハンドル、欧州テイストのLEDヘッドライトを採用したネイキッド版の「ジクサー250」もラインナップ。

メーカースズキ(SUZUKI)
モデル名スズキ ジクサーSF250
全長×全幅×全高2,010mm×740mm×1,035mm
軸間距離1,345mm
最低地上高165mm
シート高800mm
キャスター/トレール24°20′ /96mm
最小回転半径2.6m
車両重量158kg
エンジン油冷4サイクル単気筒SOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力19kW(26ps)/9,000rpm
最大トルク22N・m(2.2kgf・m)/7,300rpm
内径×行程76.0mm×54.9mm
圧縮比10.7:1
燃料タンク容量12L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値45.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値37.7km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54H後 150/60R17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームダイヤモンド
価格481,800円
公式サイトスズキ(SUZUKI)

MotoGPワークスマシン「YZR-M1」の縮小版を目指したフルカウルスポーツモデル。スタイリッシュな外観、スポーツ性能に特化した走行性能、日常での扱いやすさを調和し、「毎日乗れるスーパーバイク」を具現化しているのが大きな特徴です。

ヘッドランプの中央には、「YZR-M1」のアイデンティティであるセンターダクトを採用し、MotoGPマシン「YZR-M1」のイメージはさらに強調されました。

エンジンは水冷4ストロークDOHC直列2気筒4バルブ249cc。倒立型フロントフォーク、LEDヘッドライト、視認性の良いLCDメーターを導入するなど、走行性能や所有感を大幅に向上しています。

メーカーヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名ヤマハ YZF-R25 ABS
全長×全幅×全高2,090mm×730mm×1,140mm
軸間距離1,380mm
最低地上高160mm
シート高780mm
キャスター/トレール25°00′/95mm
最小回転半径
車両重量170kg
エンジン水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブ
排気量249cc
最高出力26kW(35ps)/12,000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10,000rrpm
内径×行程60.0mm×44.1mm
圧縮比11.6:1
燃料タンク容量14L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値37.7km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値27.2km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54S後 140/70R17M/C 66S
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームダイヤモンド
価格654,500円
公式サイトヤマハ発動機(YAMAHA)

大柄でワイルドなアドベンチャースタイルが特徴。かつてラインナップしていた「KLE250アネーロ」のイメージを継承するキャラクターを持ち、走る場所を選ばない、汎用性の高いツーリングモデルに仕上げられています。

エンジンは水冷4スト並列2気筒DOHC 4バルブ248cc。キャラクターに合わせたチューニングを施すことで、スムーズなパワー特性と低回転域での粘り強さを獲得。

ロングストロークのフロントサスペンションとリンク式リヤサスペンションは、ややヘビーな183kgの車体と組み合わせることで、様々な路面状況にて高い安定性を獲得。 タイヤは多様なシチュエーションに対応する、マルチパーパスパターン(チューブタイプ)を装備。幅広いライディングシーンをカバーし、優れたパフォーマンスを発揮しています。

リヤの左右には、ツーリングやキャンプに便利なパニアケースを標準装備。サスペンションのストロークも大きく、突然に遭遇する工事中道路のような未舗装も安心して走れます。ブラックの車体色は720,500円。

メーカーカワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名カワサキ VERSYS-X 250 TOURER
全長×全幅×全高2,170mm×940mm×1,390mm
軸間距離1,450mm
最低地上高180mm
シート高815mm
キャスター/トレール24.3°/108mm
最小回転半径2.5m
車両重量183kg
エンジン水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量248cc
最高出力24kW(33PS)/11,500rpm
最大トルク21N・m(2.1kgf・m)/10,000rpm
内径×行程62.0mm×41.2mm
圧縮比11.3:1
燃料タンク容量17L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値30.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値24.8km/L
タイヤ(前後)前 100/90-19M/C 57S後 130/80-17M/C 65S
ブレーキ(前後)前 シングルディスク290mm(外径)後 シングルディスク220mm(外径)
フレームダイヤモンド
価格パールブリザードホワイト×メタリックマットカーボングレー 704,000円フラグメントカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン 720,500円
公式サイトカワサキモータースジャパン(Kawasaki)

ホンダが誇る水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ249ccエンジン搭載のスーパースポーツモデル。2021年のモデルチェンジで最高出力を38馬力から41馬力にアップ。ボア径×ストローク長は、超ショートストローク型で62.0mm×41.3mmの高回転域でパワーを稼ぐ特性です。

ライバルのカワサキNinja ZX-25Rにも採用の、クラッチレバーの操作荷重の軽減とシフトダウンに伴う後輪ホッピングを軽減する「アシストスリッパークラッチ」を標準装備。「クイックシフター」もオプション設定するなど、サーキットでタイムを削る=ライバルに勝つためのスポーティな装備を導入。

マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッドの各色は821,700円。ホンダのレース部門「HRC」からは、レース専用モデルも発売。

メーカー本田技研工業(HONDA)
モデル名ホンダ CBR250RR
全長×全幅×全高2,065mm×725mm×1,095mm
軸間距離1,390mm
最低地上高145mm
シート高790mm
キャスター/トレール24° 30′/92mm
最小回転半径
車両重量168kg
エンジン水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力30kW(41ps)/13,000rpm
最大トルク25N・m(2.5kgf・m)/11,000rpm
内径×行程62.0mm×41.3mm
圧縮比12.1:1
燃料タンク容量14L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値40.1km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値27.1km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54H後 140/70R17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルダブルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームダイヤモンド
価格854,700円(グランプリレッド/ストライプ)821,700円(マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッド)
公式サイト本田技研工業(HONDA)

スポーティかつ空力特性に優れたフルカウル、軽快なデザインの10本スポークホイール、LEDのヘッドライト&テールランプ、前後ディスクブレーキなど装備も豪華。

エンジンはフリクションロスの低減や燃焼効率向上を図ることで、街乗りで多用する低中速の扱いやすさを重視した出力特性の水冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブを搭載しています。

ギアポジションインジケーターを備えた視認性の高いフルデジタル表示の多機能メーターの横に配置される「RPMインジケーター」は、任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯・点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせてくれる便利な機能です。

メーカースズキ(SUZUKI)
モデル名スズキ GSX250R ABS
全長×全幅×全高2,085mm×740mm×1,110mm
軸間距離1,430mm
最低地上高160mm
シート高790mm
キャスター/トレール25°35′ /104mm
最小回転半径2.9m
車両重量181kg
エンジン水冷4サイクル2気筒SOHC2バルブ
排気量248cc
最高出力18kW(24ps)/8,000rpm
最大トルク22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm
内径×行程53.5mm×55.2mm
圧縮比11.5:1
燃料タンク容量15L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値41.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値33.2km/L
タイヤ(前後)前 110/80-17M/C 57H後 140/70-17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームセミダブルクレードル
価格ABS (トリトンブルーメタリックNo.2):581,900円ABS:569,800円ABSなし(トリトンブルーメタリックNo.2):548,900円ABSなし:536,800円
公式サイトスズキ(SUZUKI)

35馬力を発生する水冷4ストローク2気筒DOHC4バルブ249cccのエンジンを搭載したネイキッドスポーツ。インナーチューブ径Φ37mmの倒立式フロントサスペンションを採用。優れた剛性バランスにより、旋回時や制動時の良好なフロント接地感を実現し、市街地での機敏な走りを獲得しています。

フロントフェイスは2眼LEDポジションランプと超小型LEDヘッドランプを採用し、次世代「MT」に相応しい、精悍さと先進性あふれるイメージを演出。フロントフェイス・燃料タンク・エンジンが、一体感を持つ「塊」感あるスタイリングと、前寄りの重心設定でマスフォワード感や凝縮感が強調されました。

メーカーヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名ヤマハ MT-25 ABS
全長×全幅×全高2,090mm×755mm×1,070mm
軸間距離1,380mm
最低地上高160mm
シート高780mm
キャスター/トレール25°00′/95mm
最小回転半径
車両重量169kg
エンジン水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ
排気量249cc
最高出力26kW(35ps)/ 12,000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/ 10,000rrpm
内径×行程60.0mm×44.1mm
圧縮比11.6:1
燃料タンク容量14L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値37.7km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値27.2km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54S後 140/70R17M/C 66S
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームダイヤモンド
価格621,500円
公式サイトヤマハ発動機(YAMAHA)

マシンコントロール性が高い、スリムでアグレッシブなデザインのオフロードモデル。134kgの軽量な車体、パワフルなエンジン、扱いやすいスリムなボディが特徴。

荒れた路面のライディングを楽しめるように、エンジンとフレームを一から新設計されたもの。シンプルな構造の空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ232ccエンジンは、低中回転域からの力強いトルクを生み出し、頑丈で高い信頼性を実現しています。

KXシリーズで培った技術を踏襲し、人間工学に基づいたコンパクトなペリメターフレームは、オフロードライディングでの操縦安定性を獲得。ホイールはフロント21インチ&リヤ18インチを装備し、カワサキ初となるデュアルパーパスABSを採用しました。

メーカーカワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名カワサキ KLX230
全長×全幅×全高2,105mm×835mm×1,165mm
軸間距離1,380mm
最低地上高265mm
シート高885mm
キャスター/トレール27.5°/ 116mm
最小回転半径2.2m
車両重量134kg
エンジン空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
排気量232cc
最高出力14kW(19PS)/7,600rpm
最大トルク19N・m(1.9kgf・m)/6,100rpm
内径×行程67.0mm×66.0mm
圧縮比9.4:1
燃料タンク容量7.4L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値38.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値33.4km/L
タイヤ(前後)前 2.75-21 45P後 4.10-18 59P
ブレーキ(前後)前 シングルディスク265mm(外径)後 シングルディスク220mm(外径)
フレームセミダブルクレードル
価格495,000円
公式サイトカワサキモータースジャパン(Kawasaki)

2000年に初代が発売されて以来、充実した装備と優れた利便性で幅広い層のユーザーに支持されているビッグスクーターモデル。2021年のモデルチェンジでは電動式のフロントスクリーンを採用するなど各部が大幅にブラッシュアップされました。

ハザードランプを高速点滅させることで、急ブレーキをいち早く後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルや、フロント左側のインナーボックス内に、携帯端末の充電などに便利な「USBソケット」を採用。Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)、Honda SMART Keyシステムを標準装備するなど、実用面は文句なしです。

搭載エンジンは新設計の水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ249cc「eSP+」。徹底したフリクション低減技術や吸排気系を刷新するなど、より優れた出力特性と環境性能を高次元で両立しています。

シート下スペースは大容量の48L。Honda SMART Keyシステムと連動し、リヤキャリア下のスイッチ操作によりボックスの解錠が可能な容量35Lのトップボックスもオプションで設定されています。

メーカー本田技研工業(HONDA)
モデル名ホンダ FORZA(フォルツァ)
全長×全幅×全高2,145mm×750mm×1,360mm
軸間距離1,510mm
最低地上高145mm
シート高780mm
キャスター/トレール
最小回転半径
車両重量186kg
エンジン水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力17kW(23ps)/7,750rpm
最大トルク24N・m(2.4kgf・m)/6,250rpm
内径×行程67.0mm×70.7mm
圧縮比10.2:1
燃料タンク容量11L
ミッション無段変速式(Vマチック)
燃料消費率・定地燃費値41.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値33.2km/L
タイヤ(前後)前 120/70-15M/C 56P/S後 140/70-14M/C 62P/S
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク後 油圧式シングルディスク
フレームアンダーボーン
価格658,900円
公式サイト本田技研工業(HONDA)

2020年ダカールラリーを制覇した、ホンダ・ワークス「Team HRC」のラリーレーサー「CRF450 RALLY」のDNAを受け継ぎ誕生したのがCRF250 RALLYとCRF250 RALLY〈s〉。極限に挑むレースシーンで磨き上げられた、機能美を追求したスタイリングが特徴です。エンジンはオフロードモデル・CRF250Lと共通の水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒249cc。足周りもCRF250Lがベースとなっています。

街乗りから林道ツーリングまでオールマイティに走りこなせるように、ライディングポジションは快適さや取り回しの良さを追求。上半身への風圧を低減する大型のウインドスクリーン、走行風によりエンジン&ラジエーターからの熱気を逃すスリット入りのシュラウドなどを採用しました。長距離ツーリングでも、ライダーへの負担が少ない、快適な巡行性能を可能としています。

「CRF250 RALLY」をベースに前後サスペンションを伸長した「CRF250 RALLY〈s〉」もラインナップ。オフロードでの走破性を重視する方はこちらがオススメです。

●CRF250 RALLY…シート高:830mm 最低地上高:220mm●CRF250 RALLY〈s〉…シート高:885mm 最低地上高:275mm

メーカー本田技研工業(HONDA)
モデル名ホンダ CRF250 RALLY  ()内は〈s〉
全長×全幅×全高2,200(2,230)mm×920mm×1,355(1,415)mm
軸間距離1,435(1,415)mm
最低地上高220(275)mm
シート高830(885)mm
キャスター/トレール27° 30′/109mm
最小回転半径2.3m
車両重量152kg
エンジン水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力18kW(24ps)/9,000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/6,500rpm
内径×行程76.0mm×55.0mm
圧縮比10.7:1
燃料タンク容量12L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値46.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値34.8km/L
タイヤ(前後)前 80/100-21M/C 51P後 120/80-18M/C 62P
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク(ABS)後 油圧式シングルディスク(ABS リヤキャンセル機能付き)
フレームセミダブルクレードル
価格741,400円
公式サイト本田技研工業(HONDA)

軽さと力強さを併せ持つ、軽快なスタイルのネイキッドモデル。ビキニカウルを装備した、戦闘的なカワサキZシリーズの特徴でもある「Sugomi」デザインは、一目でカワサキのスーパーネイキッドだと認識できるシルエットです。

エンジンはNinja 250と共通の水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブ248cc。37馬力の高出力かつ、操作性に優れたパラレルツインのエンジンは、全回転域で良好なパワーフィーリングを発揮します。

車体には軽量でスリムなシャーシを採用し、抜群の安定性と軽快性、自然なハンドリング、扱いやすい取り回し性能を獲得。フレームや足周りは、基本的にNinja250と共通(キャスター角とトレール長は異なる)です。

メーカーカワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名カワサキ Z250
全長×全幅×全高1,990mm×800mm×1,060mm
軸間距離1,370mm
最低地上高145mm
シート高795mm
キャスター/トレール24.5°/92mm
最小回転半径2.6m
車両重量164kg
エンジン水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量248cc
最高出力27kW(37PS)/12,500rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
内径×行程62.0mm×41.2mm
圧縮比11.6:1
燃料タンク容量14L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値37.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値27.2km/L
タイヤ(前後)前 110/70R17M/C 54H後 140/70-17M/C 66H
ブレーキ(前後)前 シングルディスク310mm(外径)後 シングルディスク220mm(外径)
フレームトレリス
価格610,500円
公式サイトカワサキモータースジャパン(Kawasaki)

マスの集中化と軽量化を図った凝縮感のあるダイナミックな台形プロポーション、上質な走りを演出するパワーユニット、快適なライディングを提供するシャシーなどにより、若年層のエントリーユーザーを中心に人気を獲得する、新世代CBシリーズの中核を担うモデル。

軽量かつコンパクトな車体に、高性能かつ軽量な水冷4ストローク単気筒DOHC 4バルブ249ccエンジンを搭載したボア径×ストローク長76.0mm×55.0mmのショートストローク型のエンジンは単気筒249ccながらも9,000rpmで27馬力を発揮します。

ブレーキには急制動時の後輪浮き上がりを効果的に抑制する、IMU(車体姿勢推定システム)付きABSを標準装備。バネ下重量の低減を両立させたΦ41mm倒立フロントフォークを採用し、強靭な足周りによる路面追従性を追求。また、新世代CBシリーズの軽量アルミホイールには、ラジアルタイヤと合わせることで、上質でクリアな路面フィードバックを確保しています。

メーカー本田技研工業(HONDA)
モデル名ホンダ CB250R
全長×全幅×全高2,020mm×805mm×1,045mm
軸間距離1,355mm
最低地上高147mm
シート高795mm
キャスター/トレール24° 44′/93mm
最小回転半径2.3m
車両重量144kg
エンジン水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
排気量249cc
最高出力20kW(27ps)/9,000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/8,000rpm
内径×行程76.0mm×55.0mm
圧縮比10.7:1
燃料タンク容量10L
ミッション6速
燃料消費率・定地燃費値44.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値33.7km/L
タイヤ(前後)前 110/70-17 M/C 54H後 150/60-17 M/C 66H
ブレーキ(前後)前 油圧式シングルディスク(296mm)後 油圧式シングルディスク(220mm)
フレームダイヤモンド
価格564,300円
公式サイト本田技研工業(HONDA)

250ccバイクおすすめ車種の価格比較一覧表

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車名排気量種類価格
カワサキ Ninja ZX-25R SE/KRT EDITION249ccスーパースポーツ935,000円
ホンダ CBR250RR249ccスーパースポーツ854,700円
ホンダ CRF250 RALLY249ccアドベンチャー741,400円
カワサキ VERSYS-X 250 TOURER248ccアドベンチャー704,000円
ホンダ ホンダ FORZA(フォルツァ)249ccスクーター658,900円
ヤマハ XMAX ABS249ccスクーター654,500円
カワサキ Ninja 250248ccロードスポーツ654,500円
ヤマハ YZF-R25 ABS249ccロードスポーツ654500円
ヤマハ MT-25 ABS249ccネイキッドスポーツ621500円
スズキ Vストローム250 ABS248ccアドベンチャー613,800円
カワサキ Z250248ccネイキッドスポーツ61500円
ホンダ CRF250L /〈s〉249ccオフロード599,500円
ホンダ Rebel(レブル)250249ccツアラー599,500円
スズキ GSX250R ABS248ccロードスポーツ581,900円
ホンダ CB250R249ccネイキッドスポーツ564,300円
カワサキ KLX230232ccオフロード495,000円
スズキ ジクサーSF250248ccロードスポーツ481,800円

【Q&A】250ccバイクについて多い質問

以下では、250ccバイクについて多い質問・疑問に回答します。

Q&A

250ccバイクの乗車には、「普通自動二輪免許」が必要。普通自動二輪免許には、手動式クラッチ付きミッション車及びスクーターなど、排気量400cc以下であれば、すべてのバイクを運転できる「限定なし」。また、スクーターなど左手によるクラッチ操作なし車両のみ運転可能な「AT限定」の2種類があります。

一般的に「250ccのビッグスクーター以外に乗るつもりはない」というユーザーが「AT限定」を選ぶ傾向にあります。「いろんなバイクに乗ってみたい」「将来的には大型二輪免許を取得したい」という人は、~400cc以下のすべてのバイクを運転できる「限定なし」を選んでおくほうがいいかもしれません。

公認教習所で普通自動二輪免許を取得する場合、

●普通自動二輪(限定なし)技能講習:19時限(免許なしの場合)/17時間(普通自動車免許取得者)取得費用:17万円前後~(免許なしの場合)/10万円前後~(普通自動車免許取得者)

●普通自動二輪(AT限定)技能講習:15時限(免許なしの場合)/13時間(普通自動車免許取得者)取得費用:15万円前後~(免許なしの場合)/8.5万円前後~(普通自動車免許取得者)

注:上記料金はあくまでも目安です。各教習所、地域、個人の技量差による延長料金発生等により異なります。

50cc超のバイクは、一般公道をタンデム(2人乗り)できるという利点があります。ただし下記の条件を満たす必要があります。

普通二輪小型限定免許以上の運転免許証取得後の期間を、通算して1年以上の者に限定している大きな理由。それは、2名乗車時のバイクは、リヤに過重が掛かるため、カーブを曲がる時や急ブレーキ時などには、1名乗車時よりも高度なテクニックや経験が要求されるため。免許証取得1年未満のビギナーは、まず1名乗車でしっかりと経験を積み、安全運転のテクニックを磨くことが大切です。

また、国内の高速道路(自動車専用道路を含む/ただし一部の首都高速等を除く)は、126cc超のバイクであれば走行可能。加えて下記の条件をクリアすれば、2005年より2人乗りも可能となりました。ただし下記が条件となります。

250ccバイクは種類も多く、価格も様々。完全新設計の水冷4ストローク並列4気筒エンジン(45馬力)を搭載したスーパースポーツモデル「カワサキ Ninja ZX-25R SE/KRT EDITION」は、250ccバイク唯一の4気筒エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出す、新設計の高張力鋼製トレリスフレーム、クラス初装備のSFF-BPフロントサスペンション、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション、最新の電子制御システムなどの超豪華な機構を装備。価格は250ccバイク最上級の93万5000円。

一方、ジクサーSF250のネイキッド版「スズキ ジクサー250」は、スズキ独自の油冷エンジンを搭載。シンプルな4サイクル単気筒SOHC 4バルブエンジン(26馬力)とコンパクトなフレームなどにより、154kgという軽量化を実現。価格は、44万8800円という250ccバイクとしては驚きのリーズナブルプライスです。ジクサーSF250には高性能パーツや高価な電子制御システムは採用されていませんが、リーズナブルかつ、バイクの入門モデルとしても最適な1台と言えるでしょう。

250ccバイクの価格については、上記の価格比較表をチェックしてみてください。

250ccバイクは口コミ・評判も参考に購入しよう

普通自動二輪免許(~400ccまでのバイクに乗車可能)で乗車できる250ccバイクは、通称「ニーハン」として、バイクビギナーやエントリーユーザーにも人気のカテゴリー。超高回転型のレーシーな4気筒エンジンを搭載した本格派スポーツから、シンプルな単気筒SOHCエンジン採用のスタンダードまで、幅広くセレクト可能です。

昨今では、「昔はビッグバイクに乗ってたけれど、今は体力に自信がない」「維持費が安いから」という理由から、50代や60代の回帰型ライダーにも人気の250ccバイク。車種も豊富なので、様々な人の口コミ・評判を参考にしてみるのもおすすめです。

モーターファンBIKESでは、現行で販売されているほぼ全モデルのインプレッション記事を掲載。乗り心地はもちろん、荷室や小物スペースの広さなど、走行性能だけでなく快適な移動をサポートする機能や装備も掲載されているので、ぜひとも参考にしてみてください。