ただの自己満という人もいるけれど…アラサー女性が「#ていねいな暮らし」で得たこと【後編】

家に眠っていたアロマオイルを発見!活用してみることに。

 ただの自己満という人もいるけれど…アラサー女性が「#ていねいな暮らし」で得たこと【後編】

ただの自己満という人もいるけれど…アラサー女性が「#ていねいな暮らし」で得たこと【前編】から続く。ななさん(仮名・28歳)はコロナ禍でリモートワークへ移行したのをきっかけに、“ていねいな暮らし”を意識し始めます。土鍋でご飯を炊く、毎日のコーヒーをハンドドリップで淹れるなど、“いつもの日常”をアレンジ。そうすることで生活の満足度も上がり、おうち時間を楽しく過ごすことができたのだそう。食から始め、次に興味を示したのはアロマオイルの活用法でした。(前編はページ下の関連リンクより)

人と環境にやさしい暮らしを

「昔ピュアアロマオイルを複数購入したんですけど、結局使いきれていないままだったんです。買った当時はテンションが上がったけど、ウチの加湿器はアロマ対応じゃなくって…(笑)。掃除をしていたら、使わずに放置していたものが続々と出てきました。何か使えないかなと思って調べると、寝るときに枕にひと垂らしとか、お手製入浴剤を作れるとかの情報があって!今まで宝の持ち腐れだったことを反省し、早速活用してみました。入浴剤を薬局で買うより安上がりだし、やっぱり香りがイイ。お気に入りの匂いでバスタイムを過ごせるなんて最高じゃないですか?ちなみにティーツリーオイルがうがい薬としても使えると知り、目から鱗。風邪予防にも使っています」体や環境に優しい成分のアイテムを取り入れるのも“ていねいな暮らし”の特徴の一つ。アロマオイルはその代表的な一例で、愛用している人も非常に多いとのことです。「重曹をやクエン酸などを使って掃除をするのも、実は“ていねいな暮らし”にあたるんです。洗剤をバンバン使う方が落ちるだろうって誰もが思うじゃないですか(笑)。私も実際そうでしたもん。でも、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダとかでも十分に汚れは落ちます。環境にも私たちの体にも負担が少ないですよ。安全だし、環境に優しいからお水で流しても、罪悪感が少ない点も物凄く魅力的だと思いました」2020年からていねいな暮らしを実践し続けたそうですが、一体どんな点に変化が起きたのでしょうか?ななさんに尋ねてみると、「心の余裕が格段に違いますよ」と笑顔で一言。「結局は自己満足の世界だけど、それがまた楽しいんです」と“ていねいな暮らし”の良さを語ってくれました。「まぁ私の家の中のことですから、自己満足であることに変わりありません。でも、家にずっといると、自分の生活のアラがよく見えてしまうんですよね(苦笑)。今までは結構テキトーに暮らしていたので、細かなことに着手するだけで『ああ、こんなひと手間でさえ面倒くさがっていたのか』なんて発見もあったり。私の場合は無理をしすぎないくらいに頑張る、のが目標なので、大幅に手間がかかることはしません。だからいざ色々やってみると『なんだ、そんな時間かからないじゃん!』ってことも多かったかなぁ。ダルがっていてやらなかったこと、後回しにしていたことがたくさんある点に気づけました。新しいことに挑戦する億劫な気持ちが、以前より減った気がします」