バルミューダのコーヒーメーカーで飲み比べ。スタバモデルとの味を比較してみた!
いざ味を比較!
細かい違いを説明しましたが、気になるのは味ですよね。あらかじめ断っておきますが、コーヒーのプロ、コーヒー沼にどっぷりハマっている方には、物足りない記事になるでしょう。だって、意識低いコーヒー飲みなんで、しょうがないじゃん。素人目線でも、このような違いが感じられるんだと理解いただき、参考にしていただければ幸いです。
まずはスタバのブレンド「スターバックス リザーブ クリスマス 2021」から。説明のカードには、「キャンディードジンジャーやオレンジマーマレード、心地よいシダーのような味わいにバタースコッチを思わせる風味が特徴のコーヒーです」とあります。自分には、ここまでの表現力はありません。
比較したのは、標準モデルの「REGULAR」とスタバモデルの「Hot」。ともに2杯(抽出量約240ml)で、コーヒー粉は20gに合わせました。全自動コーヒーメーカーではないので、ミルは別途用意する必要があります(挽かれた粉を買ってきても使えますが)。というか、これ買う人はミルを持っているのが前提でしょう。自宅にあるカリタ「ナイスカットミル」を使用し中挽きにしました。
同時に抽出を開始かかった時間はほぼ一緒でしたいざ飲み比べてみると、標準モデルでは、ストロング&クリアな、バルミューダが狙っているテイストが感じられます。擬音にすると「ガツーン&シュッ」てな感じ。一方スタバモデルは、最初まろやかに感じられるも、酸味や苦味を幅広く感じとることができます。
続いて、同じくスターバックス リザーブの中から「ルワンダ ショリー」を淹れてみます。こちらも、スタバモデルは甘味や酸味、苦味のすべてが口の中に広がります。湯温や流量の違いでここまで味に差が出るもんなんですね。
とはいえ、標準モデルがダメということはまったくありません。ストレートに分かりやすく美味しさが感じられる。仕事をしながら飲むようなコーヒーなら、標準モデルが合っていると思います。
さらに他のコーヒーショップで購入した豆でも比較してみましたが、ほぼ同じような傾向は感じられます。ただ、もともとの豆の個性が強いほど、感じられる差は大きく、万人に好まれるようブレンドされた豆ではその差は小さくなるように思えました。あと、個人的には深煎りが好きなので、この両製品とも自分の好みですが、浅煎り、サードウェーブコーヒー好きはまた評価が異なるかもしれません。