花粉撲滅に有効な空気清浄機「以外」の家電ベスト7

本格的に花粉が飛散する季節になってきました。花粉対策家電といえば真っ先に空気清浄機が思い浮かびますが、それだけでは完璧に花粉を除去することは不可能です。例えば帰宅時、衣服に付着した花粉やふとん、洗濯物に付く花粉には注意したいところ。こうした花粉の脅威に対して万全の対策を施し、自分の部屋を完全なセーフティゾーンにしようとは思いませんか? というわけで今回は、家電のスペシャリスト・戸井田園子さんに、空気清浄機以外の花粉対策に役立つ家電をピックアップしてもらいました。併せてオススメのモデルも教えてもらったので、花粉対策の参考にして下さい!

オススメ家電その1 ふとん掃除機

安眠のためにはふとんに付いた花粉の除去が必須

「花粉症でよく眠れなかった……なんてことがないよう、ふとんに付いた花粉は完全に除去しておきたいところ。そのためには、ふとん専用の掃除機を使うのが有効です。なかでもパナソニックのふとん掃除機MC-DF500Gは、紙パック式なのがうれしい点。ゴミ捨ての際に花粉に触れることなく、花粉の舞い上がりも抑えられます」(戸井田さん)

【ふとん掃除機のオススメモデルはコレ】

紙パック式採用だから花粉が舞わない!

パナソニック

紙パック式ふとん掃除機 MC-DF500G

実売価格1万9690円

「ビートブラシ」が毎分約6000回の高速振動を発生させながら吸引し、ハウスダストを99%以上除去。「スムースパワーノズル」と本体後部を鋭角にした「スムースエッジ」形状で往復走行も簡単です。「ハウスダスト発見センサー」も便利。業界では初めて紙パック式を採用し、ゴミ捨ての際は花粉が舞い上がることも少ないです。

オススメ家電その2 ふとん乾燥機

花粉の時期にふとん・洗濯物の外干しは厳禁!

「花粉が付着するため、花粉の季節にはふとんが干せなくなるので、必要になってくるのがふとん乾燥機。また、ふとんと同様、洗濯物も外に干せないですよね。そのためにも、ふとん乾燥機に加え、衣類乾燥機も兼ねる製品に注目すべき。アイリスオーヤマのカラリエFK-C2は、手軽にふとん乾燥ができるうえ、手動モードで温度と時間を設定すれば衣類乾燥もできるが便利です」(戸井田さん)

ふとん乾燥機のオススメモデルはコレ

パワフル温風でふとんも洗濯物もしっかり乾燥!

アイリスオーヤマ

カラリエ FK-C2

実売価格1万2800円

ふとんにホースを入れるだけで使えるふとん乾燥機の最新モデル。立体ノズルでふとんの中に空間を作り、より遠くまで温風を届けることができます。前モデルと比べて、風量とヒーター出力が約120%パワーアップ。手動モードにすれば靴や衣類の乾燥にも対応します。1.8kgと軽量で、持ち運びしやすいのも特徴。

オススメ家電その3 ロボット掃除機

花粉・ホコリの床掃除はロボットにおまかせ!

「こまめに掃除をするのは花粉やホコリ対策にも有効ですが、掃除の際に床の花粉を舞い上がらせて、目や鼻に入ってしまっては逆効果です。そこで、便利なのは外出時に自動で床をキレイにしてくれるロボット掃除機。エコバックスDEEBOT M88は、吸引と同時に拭き掃除を行ってくれるので、床に落ちた花粉を拭き取れます。1台2役とおトクなので花粉のシーズンだけでもロボットに頼りたいという人にはピッタリ」(戸井田さん)

【ロボット掃除機のオススメモデルはコレ】

掃き・拭き掃除が両方できるロボット掃除機

エコバックス

DEEBOT M88

花粉撲滅に有効な空気清浄機「以外」の家電ベスト7

実売価格4万2984円

掃き掃除と同時に水拭きもできるロボット掃除機。サイドブラシ、メインブラシ、吸引モーターでゴミを集め、後部のモップシステムで水拭きと乾拭きを行います。フローリングとカーペットで使い分けてお掃除できる2種類の清掃経路テクノロジーを搭載。ECOVACS アプリを使って、スマホから操作できます。

オススメ家電その4 洗濯乾燥機

洗濯物を干さずに乾燥、家事もラクチン!

「花粉の付着を避けるため、外に衣類を干さないのは鉄則! ……とはいっても、室内干しで常に部屋に洗濯物があるのはうっとおしいですよね。であれば、やはり洗濯乾燥機は手に入れたいところ。靴下・下着など、細かいものは干さずに畳むだけで済みますし、日立のビッグドラムBD-NX120Aなら、業界最大容量なので、シーツや掛け布団なども余裕で洗えます。とことん花粉対策したいなら、有効なモデルですね」(戸井田さん)

【洗濯乾燥機のオススメモデルはコレ】

業界最大容量12kgのドラム式洗濯乾燥機

日立

ビッグドラム BD-NX120A

実売価格31万1040円

業界最大12kgの洗濯容量、奥行62cmのスリムな本体を両立したドラム式洗濯乾燥機。「毛布」コースではシングル毛布を4枚まとめて洗えます。また、時速約300kmの高速風で乾燥する「風アイロン」を搭載。衣類の入れ替わりを促進する新形状リフターや、衣類を蒸らしながら乾燥する新「湿度コントロール」などで衣類にシワができるのを抑え、アイロンがけの手間を省いてくれます。

オススメ家電その5 エアコン

空気を循環させるエアコンは花粉対策の盲点!

「エアコンも、花粉をしっかり取り除いてくれる機能があるほうが安心。空気清浄機で足元を、エアコンで天井付近の花粉をダブルで除去すれば、より効果が高まります。東芝の大清快DRシリーズは、業界で唯一『空気清浄機』と言えるレベルの性能を搭載。エアモニターで空気の汚れのレベルもわかります。クラウドを利用し、スマホで遠隔操作ができて、帰宅前に稼働しておくこともできますよ」(戸井田さん)

【エアコンのオススメモデルはコレ】 空気清浄機能付きで花粉やカビを99%除去

東芝

大清快 DRシリーズ

実売価格30万8000円(RAS-B806DR)

「プラズマ空清」による強力な空気清浄機能を搭載したルームエアコン。適用床面積20畳の空気清浄機能を室内機に備え、空気中に浮遊する花粉やカビを99%除去します。また、空気清浄だけの単独運転も可能。エアコン内部を自動で掃除する「プレミアムクリーン」で、お手入れも簡単です。

オススメ家電その6 コードレス掃除機

玄関で花粉をブロック! 室内に持ち込まない

「玄関で花粉を徹底的に取り除くという意味で、コードレスのクリーナーが1台あると便利。上着や髪の毛を掃除機で吸えば、室内への花粉の侵入を防ぐこともできます。また、床に払い落とした花粉を吸い取れるように、スティックタイプがオススメ。東芝のコードレスクリーナーTORNEO V(トルネオ ヴイ) VC-CL1300は、吸引だけでなく、ブロアー機能が搭載されているので、玄関の外でブォーッと上着などについた花粉を吹き落とすという使い方もできます」(戸井田さん)

【コードレス掃除機のオススメモデルはコレ!】

軽くて扱いやすいスティッククリーナー

東芝

コードレスクリーナーTORNEO V VC-CL1300

実売価格5万7090円

重心バランスを見直し、本体を持ち上げる手の負担を約3割軽減したコードレスサイクロン式クリーナー。「バーティカルトルネードシステム」で、微細な塵や花粉まで99%以上分離するため、吸引力が持続します。また、窓のサッシのレールの間などに溜まったゴミを風速25m/秒以上の高速風で吹き飛ばすエアブロー機能も新搭載。

オススメ家電その7 パーソナル保湿機

就寝中の鼻・ノドの乾燥を防いで花粉症対策!

「就寝中の乾燥は粘膜にダメージを与え、花粉症の症状を重くしがちです。鼻・ノドの乾燥を防ぐことも、花粉症対策には有効でしょう。とはいえ、4月頃には湿度も高くなってくるので、部屋の湿度を上げないタイプがベター。オムロンのパーソナル保湿機は、顔まわりだけの保湿なのでマスクをするよりも快適です。結露の心配もないですし、運転音も静かで睡眠の邪魔にもなりません。私の家でも夫婦で2台を愛用しています」(戸井田さん)

【パーソナル保湿機のオススメモデルはコレ】

睡眠中の顔周りを低温スチームでピンポイント保湿

オムロン

パーソナル加湿器 HSH-101

実売価格1万1200円

低温スチームで、睡眠中の顔周りをピンポイントで保湿するパーソナル保湿機。寝室全体を保湿するわけではないので、一晩中使っても部屋に過度な湿気がこもらず、窓の結露も抑えられます。ささやき声よりも静かな27dBの静音設計。本体の幅は約15cmでベッドサイドに置いても邪魔になりません。

Profile

家電コーディネーター

戸井田園子さん

雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の家電コーディネートを担当したことでも知られています。

協力:楽天市場

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