シャープ、AIが適切な使い方教えてくれる冷蔵庫発表

 シャープは12月21日、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載した冷蔵庫の新製品5機種を発表した。モノとインターネットがつながるIoT機能を強化。人工知能(AI)が冷蔵庫の使用状況や季節に応じた適切な使い方をアドバイスしてくれる。2022年2月から順次発売する。

IoT機能が強化されたプラズマクラスター搭載の冷蔵庫5機種=大阪府八尾市

 シャープは、省エネ家電の普及促進を目指したエコポイント制度から10年以上経過する22年以降に、冷蔵庫の買い替え需要が来ると予測。共働き世帯の増加から、まとめ買いや料理の作り置き需要に対応した457〜504Lの大型モデルを中心に5機種展開する。

シャープ、AIが適切な使い方教えてくれる冷蔵庫発表

 新機能として、AIが冷蔵庫の使い方をアドバイスする「AIoT使い方ナビ」に加え、夜間に庫内照明を切り替える「おやすみモード」を搭載。庫内の棚も着脱できるようになり、清掃しやすくなった。

 最上位機種は市場想定価格38万円前後で、22年2月24日に発売予定。

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