シャープ、大風量で足元を暖めるプラズマクラスター加湿ヒーター
シャープは、大風量のを9月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後。
本体構造を一新し、風量を30%向上したセラミックファンヒーター。加湿機能も備え、コンパクトながら業界トップクラスという加湿量650ml/時を実現した。エアコンのない部屋での使用や、エアコンと併用して足元を暖めるスポット暖房としておすすめだという。
これまではファンの片側からのみ送風していたが、本機では回転軸の両側に羽根を配置。前後2方向から風を吸い込むことで、より多くの風を送出できるようになった。
強くて速い風を生み出す「テントウムシの羽根形状」のファンを採用し、羽根の枚数も増加。風路設計も見直すことで、従来機に比べ風量約30%アップ、温風到達距離約2倍を実現した。またルーバーの可変角度を拡大し、下向き送風に対応。冷えてしまいがちな足元にもしっかり温風を届けるという。
ファンの両側から風を吸い込む温風到達距離は従来比約2倍に加湿方式はハイブリッド式。ヒーターで暖めて加湿した空気を大風量で吹き出すことにより、加湿量は従来比約20%アップの650ml/時を実現。適用床面積は11/18畳(木造和室/プレハブ洋室)のため、リビングなど広い部屋の加湿にも対応する。加湿機能を併用することで、暖房のみの運転と比べて体感温度が上がるため、より快適に過ごせるとしている。
加湿フィルターを水に浸けない「ポンプアップ給水方式」を採用。ポンプでくみ上げた水をフィルターに滴下し余分な水を落とす仕組みで、フィルターが水に浸かったままにならないため汚れが付きにくいという。
「フィルター自動洗浄運転」機能も備え、水アカの付着や加湿トレーの水の濁りを抑え、手入れの手間を軽減した。フィルターは丸洗い可能。タンクのフタに取り付けてぬめりやニオイを抑制する「Ag+イオンカートリッジ」(別売)にも対応。
ポンプアップ給水方式でフィルターの汚れを軽減浮遊カビ菌の除菌や浮遊ウイルスの作用を抑える「プラズマクラスター7000」を搭載。このほか、運転開始後8時間で自動停止する切り忘れ防止機能や二重安全転倒OFFスイッチ、チャイルドロック機能などを備え、安全面にも配慮した。
本体サイズは420×175×420mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約5.5kg。水タンク容量は約3.1L。定格消費電力は1,200/1,150W(50/60Hz)。暖房適用床面積は、断熱材なしの場合約3/約4.5畳(木造/コンクリート)、断熱材50mmの場合約6/約8畳(同)。プラズマクラスター適用床面積は約6畳。本体カラーはホワイト系/ブラウン系。