子どもがハウスダストのアレルギー。フローリングの防寒対策はどうしている?
家族にアレルギーを持つ人がいれば、アレルギーの元を取り除いて快適な生活をさせてあげたいと考えますよね。ある投稿者さんは、お子さんがハウスダストのアレルギーだということがわかり、リビングの布団やカーペットを片付けることにしたものの、他にどのような防寒対策をすればいいかと悩んでいるようです。
『先日、子どものアトピーが悪化したのでアレルギー検査をしたところ、花粉とハウスダストが陽性と出ました。フローリングのリビングに出していたこたつとカーペットは片付けようと思います。もともと夏は何も敷かず、クッション類やソファーなどはありませんし、カーテンや布団の洗濯や掃除などはこまめにしています
リビングにはエアコンがあり、冬は石油ファンヒーターも置きます。でもさらに何か敷かないと寒いんです。子どもがリビングで勉強するのでどうしたらいでしょう。
カーペットのかわりに人数分の座布団を使い、それをこまめに洗濯するとか、電気毛布を利用するとか、いろいろと考えてみたのですが、どれがいいのかわかりません。こたつを利用していない方、ハウスダスト対策でカーペットを敷いていない方など、なにかいい案はありますでしょうか』
この投稿に、同じようにご家族がアレルギーをもっていて対策をしているというママからアドバイスが届いているのでご紹介します。
ハウスダストのアレルギーとは
まずはハウスダストアレルギーの詳しい情報を見ていきましょう。
ハウスダストとは、家の中にある“埃”に含まれる、人の体から落ちたアカやフケ、ダニのフンや死骸、カビ、細菌、繊維のクズなど、人の目ではあまり視認することができない小さなゴミのことをいいます。ハウスダストのアレルギーは、体がこのハウスダストを排除しようとして起こる現象です。
ハウスダストのアレルギーを予防するためには、原因となるハウスダストを極力室内に溜めないことや、カビ・ダニを発生させないことなどが重要だと言われています。
このため、投稿者さんは埃がたまりやすいこたつ布団やカーペットを片付けようとしているようですね。それでは同じように家族がハウスダストのアレルギーを持っているママさんは、リビングにどんな工夫をしているのかをご紹介します。
参考:千葉県医師会「ハウスダストアレルギーとは」何も敷かないで、スリッパやルームシューズを履く
『敷いたら必ずそこにはハウスダストが溜まるし、積もる。だから、発症したら何も敷かないし、敷けない』
『うちは何も敷いていません。大人はスリッパ、子どもは滑り止め付きルームシューズをはいています。ソファーの場合、布製のものは絶対買わず、いつも革製です。カーテンは使わず、ブラインドをさげています』
『うちは何も敷いてないし、ソファーもなしです。布団は埃の出にくいタイプを。これでアトピーと喘息が軽減しました』
ダニ対策やほこり対策として、フローリング部分には何も敷いていないというご家庭も多いようです。ソファーやカーテンにも布製を用いないと徹底した対策を行っている方もいるようですね。
薄手のラグやアレルゲン抑制タイプのラグを敷く
『我が家はラグを敷いていまる。子どもたちも私もハウスダストアレルギーがあるけれど、ちゃんと掃除機をかけたり、布団用掃除機をかけたりしているからアレルギーは出ないよ』
『私自身がハウスダストのアレルギーだけれども、リビングに毛足の短いラグを敷いています。毎日掃除機をかけて、加湿空気清浄機を24時間365日つけています。あとは、毎日数回、TVを観ながら“コロコロ”をしています』
『うちもアトピーと喘息の子がいるんだけれども、アレルゲンを抑制してくれるラグを敷いている。布製品全て排除してに、埃は立つものだから、あまり気にしすぎてもきりがないと思う。こまめに換気と掃除に気をつけるようにすればいいと思う。この時期アトピーが悪化するのは花粉のせいということはない?』
アレルギーの程度にもよりますので、一概には言えませんが、こまめな掃除を心掛けることで、フローリングにカーペットやラグを敷いても症状が出にくいという声も寄せられています。ほかに洗いにくいカーペットよりも小さくてお手入れしやすいラグを推奨している声も寄せられました。
アレルギーをもっている子どもの様子を見ながら、最善な方法を検討してみてくださいね。
文・物江窓香 編集・blackcat