ダイソンから扇風機付「加湿空気清浄機」が登場|1年中使えちゃう!【今日のライフハックツール】

ダイソンから扇風機付「加湿空気清浄機」が登場|1年中使えちゃう!【今日のライフハックツール】

感染予防のためにも定期的な換気を心がけたいものですが、面倒でいつの間にか忘れてしまっていることもありますよね。【全画像をみる】ダイソンから扇風機付「加湿空気清浄機」が登場|1年中使えちゃう!【今日のライフハックツール】そんな締め切った部屋の空気を、これまで以上にきれいにできる空気清浄機を、ダイソン(Dyson)が発表しました。ダイソンと言えば、吸引力の変わらない掃除機や、羽根のない扇風機でお馴染みのメーカーですが、これらの製品も気流をコントロールするという点では共通しており、ダイソンが得意とする分野なのです。

 ダイソンから扇風機付「加湿空気清浄機」が登場|1年中使えちゃう!【今日のライフハックツール】

「ホルムアルデヒド」を分解するフィルターを搭載

今回発表された製品は、加湿も行なえる空気清浄機なのですが、一番の特徴は、近年問題とされることが多くなったホルムアルデヒドを分解できる点にあります。従来の一般的な空気清浄機では、活性炭フィルターなどにホルムアルデヒドを吸着させることで空気中から除去していたのですが、この方式だと目詰まりを起こしてしまい、充分に除去することができませんでした。そこでダイソンが開発したのが、独自の「酸化分解触媒フィルター」です。数十億もの原子サイズのトンネルが、ホルムアルデヒド分子を捕らえ、触媒反応によって連続して分解。ごく少量の水とCO2だけを空気中に放出する仕組みとなっています。つまり、「吸着」ではなく「分解」してしまうので、根本から除去できるのです。フィルターの触媒は、空気中の酸素が活性酸素分子に置き換わることで自己再生するので、酸化分解触媒フィルターは交換不要で、製品寿命を迎えるまで半永久的にホルムアルデヒドを分解することができます。また、微細な粒子を漏らしてしまう原因となる製品内部の隙間を徹底的に塞ぐことで、製品全体でPM0.1レベルの微細な粒子を99.95%閉じ込めることにも成功しました。

除菌した水で衛生的な加湿

加湿機能に関しても、「加湿お手入れ機能」が搭載されているので、簡単かつ衛生的な加湿を行なうことができます。水の中の細菌を除去するため、高反射素材を使ったPTFEチューブを採用。このチューブの側面でUV-Cライトを反射しながら、タンクから汲み上げられた水が下に向かい、瞬時に細菌が除去されます。また、細菌が除去された水は、抗菌・防カビ作用を持つ銀繊維が編み込まれた3Dエアメッシュで細菌の増殖を抑えます。この構造のおかげで、製品内部で浄化された空気と水蒸気によって、衛生的に加湿されるのです。