交通事故防止県民総ぐるみ運動スタート
年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動と年末年始事件事故防止特別警戒は10日からスタートし、須賀川署や関係機関・団体は、反射材の活用や早めのライト点灯、なりすまし詐欺被害防止などに協力を呼びかけている。期間は来月7日まで29日間。 県民総ぐるみ運動は県と県交通対策協議会の主唱のもと「ちかいます ルールをまもり こうつうあんぜん」をスローガンに、道路横断中や夜間、薄暮時の交通事故防止、高齢者の被害防止、全席シートベルト・チャイルドシートの正しい着用、飲酒運転の根絶などを重点的に訴え、地域の安全・安心を守る。 年末年始事件事故防止特別警戒は須賀川署が同期間に防犯活動を強化するもので、例年は合同出動式を実施していたが、新型コロナの感染を防ぐため、署単独で10日に出動式を行った。 菊地淳一署長は「今年は刑法犯、交通事故とも昨年を上回るペースで発生している。また福島駅前で発生したような切りつけ事件はいつどこで起こってもおかしくはない。関係機関と一体となり抑止活動に取り組むほか、署員一丸で昼夜問わず対応することで、年末年始の安全を確保してまいりたい」と訓示した。 杉浦剛史地域課長が出動申告し、白バイ2台、パトカー4台が巡回パトロールに出発した。 またイオンタウン須賀川、イオンスーパーセンター鏡石店、ショッピングパークアスクの3店舗で広報啓発活動を実施し、事件事故防止に協力を呼びかけた。