来年春「ちむどんどん」上白石萌歌が朝ドラ初出演「長年の夢」歌子役「大きな運命」実姉・萌音とリレー

[ 2021年6月1日 14:00 ]

女優の上白石萌歌(21)が来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にレギュラー出演し、朝ドラ初出演を果たすことが1日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。女優の黒島結菜(24)演じるヒロイン・暢子(のぶこ)の妹・比嘉歌子(ひが・うたこ)役を演じる。上白石は「長年の夢であり、目標であった連続テレビ小説で私の名前の一部である“歌”の付く役を演じさせていただけること、何か大きな運命を感じます」と喜び。実姉・上白石萌音(23)は21年後期「カムカムエヴリバディ」のヒロイン3人のうちの1人。朝ドラ“姉妹リレー”となる。

タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。現在放送中の21年前期「おかえりモネ」、21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。 映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏(56)がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。 上白石が演じる比嘉歌子は、比嘉家の末娘で暢子の妹。幼い頃から病気がちで、強烈にシャイな性格。歌をこよなく愛して、父から唄三線の手ほどきを受けるが、恥ずかしいので家族以外の前だと、なかなか歌えない。大人しい一方、兄妹で一番謙虚な性格で、家族みんなの癒やしにもなっている。 上白石は「歌子は幼い頃から体が弱く恥ずかしがり屋、一方で歌を心の底から愛している女性です。私も歌子も歌によって生かされているということから、深くつながっていけそうな予感が今からしています。連続テレビ小説の世界で生きる人物たちは、誰もがひたむきで目の奥に光を感じます。今までも数々の作品に、何度も心を灯してもらってきました。私も生き生きとした光をまとえるよう、1日の始まりの活力をお届けできるよう、誠心誠意この作品に向き合って参ります」と誓った。

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