30分の外出、外気温3度以上であれば「こまめに消す」運転がお得であることが判明!~パナソニックが教える冬のエアコン節電術~電気代など各種値上げ、7割の人が「負担を感じる」と回答

この度、パナソニック株式会社では、冬のエアコン節電実態を調査するとともに、冬のエアコン暖房中の30分外出時の「つけっぱなし運転」と「こまめに消す運転」の消費電力の違いについて、独自の実験結果をもとに検証しました。また、「冬のエアコン電気代を節約する5つのTips」をパナソニックのエアーマイスター 福田 風子がご紹介します。 パナソニックは、20代~60代の男女550名に、今年の値上げおよび冬のエアコン節電について調査を行いました。2021年9月以降、コーヒー、小麦粉、マーガリンや和洋菓子、電気代など、実生活において続く値上げについて、これら各種の「“値上げ”の負担を感じることがありますか?」という質問では、7割(70.9%)の人が「はい」と答え、各種値上げが家庭のお財布を直撃していることがわかりました。冬のエアコン節電実態の調査では、「冬のエアコンは、節電を意識して使っていますか?」という質問で、52.7%が「はい」と答え、過半数が節電を意識していることが判明しました。実際に節電を意識して実践していることとしては、「設定温度を低くする」(70.7%)、「厚着をする」(46.9%)、「スイッチをオンオフする頻度を気をつけている」(32.8%)がTOP3となる結果に。冬のエアコン節電法として、多くの方が実践している「スイッチをオンオフする頻度」について、さらに詳しく調査をしてみると、「つけっぱなし派」が56%に対して、「こまめに消す派」が44%と、「つけっぱなし派」がやや多いことが判明しました。エアコン暖房中の30分外出時は「つけっぱなし」と「こまめに消す」、どちらがお得なのでしょうか?2021年7月にパナソニックが行った夏のエアコン節約に関する独自調査「真夏日の外出はこまめに消した方がお得!つけっぱなし運転よりも月に67%電気代節約」に続いて、冬のエアコンの節電術をパナソニック エアーマイスターの福田 風子が解説します。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000494.000024101.html)エアコンは、こまめにオフにするより「つけっぱなし運転」の方がおトクになることがあるとも言われています。エアコンは、室内外の温度差が大きいときに運転をオンにすると多くのパワーが必要ですが、室内がいったん適温になれば少ない消費電力量でキープできます。そのため、運転をオフにして室温が外気温に近付けば、再びオンにしたときに消費電力量の多い「強運転」を行うことも。結果として、つけっぱなしのほうが少ない消費電力量で済む場合もあります。今回、冬の暖房使用について、「つけっぱなし」と「こまめに消す」運転の電気代を比較検証します。パナソニック独自のアルゴリズムを用いて、同じ外出時間でも外気温条件によって帰宅時の運転の消費電力が異なることに着目したシミュレーションを行いました。その結果、暖房使用時において、住宅の断熱性、室内熱負荷などの環境によるものの、外気温が3℃未満のような厳しい寒さの場合は、室温が大きく下がりやすく設定温度に戻すために多くのパワーが必要となるため、「つけっぱなし」運転がお得です。一方で、3℃以上であれば、室内温度がそこまで下がらないため「こまめに消す」運転の方が電気代の節約につながることが分かりました。例えば東京の場合は、昨冬で最も平均気温が低かった1月の平均気温が5.4℃のため、基本的には「こまめに消す」運転がお得と言えそうです。パナソニックの「エオリア」には、つけっぱなしと運転オフ、どちらがお得かわかる“つけっぱなし判定機能”を搭載しています。お出かけ時間、住宅の断熱性能、気象予報などを踏まえて、「運転したまま」にした時と、運転停止して 「帰宅後に運転再開」した時の『電気代』と『帰宅時の室温』を予測。ちょっとしたお出かけの際に便利です。アプリでお出かけ時間(15分~最大3時間まで設定可能)を入力するだけで簡単に判定できます。※パナソニック調べ。室内温度24℃、暖房温度設定24℃、電気代27円/kWhでのシミュレーション結果※実際の電気代は、住宅の断熱性能やエアコンの設置環境等の使用条件によって異なります。室内機のフィルターにホコリがたまると目詰まりし、空気を取り入れる量が減ってしまいます。結果、エアコンは必要な空気を確保しようとして、余計なパワーを使ってしまうもの。パナソニックの実験によると、実際に1年間掃除をしない場合は掃除をした場合に比べて、年間で約25%も電気料金が無駄になってしまうという結果もあります。この場合、フィルター掃除をすることで年間約1万円※以上も電気代を節約できます。この結果からもフィルター掃除はこまめに実施しましょう。※パナソニック製品「CS-F401D2」を使用。電気代27円/kWhでの実験 同じ設定温度でも、湿度が上がると体感温度が上がります。冬は湿度を上げることで乾燥を防ぐだけでなく、暖かく感じられるので、加湿を心がけましょう。また、エアコンの設定温度を1℃変えるだけでも、節約につながるもの。環境省によると、夏の冷房時に1℃高くすると約13%、冬の暖房時に1℃低くすると約10%の消費電力が削減されるとのことなので、意識してみてください。パナソニックの「エオリア」では、加湿機能を搭載した新製品「エオリア」LXシリーズを11月に発売しました。LXシリーズは、業界で初めて※室外機に、水分を吸湿させる素材として「高分子収着材」を搭載。「高分子収着材」は高い吸湿力を持ち、暖房時には外気の水分を取り込み室内へ送ることで、給水の手間なくお部屋を素早く加湿し、暖房における悩みである乾燥を防ぎます。※2021年9月21日現在。国内家庭用エアコンにおいて。 室内の熱は、窓からの出入りが最も多いもの。断熱シートや断熱カーテンを利用しましょう。カーテンは床まで届くタイプにすると、冬、隙間から侵入する冷気を抑えることもできます。窓と部屋の間に空気の層をつくるために、カーテンを2枚使ったり、内窓を設置したりするのも良いですね。 暖かい空気は上へ移動するので、サーキュレーターで室内の空気を循環させることが必要。冬の場合はエアコンの対角線上に設置し、上向きに風を送ると天井付近にたまった暖気が室内に循環しやすくなります。人に風が当たると体感温度が下がって寒く感じるので、送風する角度も調整しましょう。 フィルターほどの頻度でお手入れをする必要はありませんが、室外機も意外に汚れるもの。ホコリや落ち葉などのごみがたまると熱交換の効率が下がり、消費電力アップにつながる可能性もあるので、特に風の強い日や台風が過ぎた後にはチェックしてください。 【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】パナソニック株式会社国内空調マーケティングセンターエアコンマーケティング部自宅に異なる3機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。■「2021年各種値上げおよび冬のエアコン節電実態調査」概要●調査地域:全国●調査期間:2021年11月1日●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)●調査対象:20~60代の男女●有効回答:550名(男性:275名、女性:275名)※調査結果を引用いただく際は「パナソニック調べ」を引用元として記載ください。 ※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
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