If you don't use it wrong, it's easy to use!
Amazonの段ボールを開けると、予想していたよりもずっしりとしたアウトドア用品っぽい箱が。値段の割には本格的な気配が感じられ、テンションはやや上昇。さっそく箱を開けてみると、ジャジャーン! 古い効果音とともに出ました、円盤型のにくいやつ。パッと見た目は、カメラマンが持っている折りたたみ式のレフ板のよう。あるいはキャンプのフライパンと鍋のセットとか。 円盤の上と底の両方に指を入れるための穴があるので、さっそくそれを掴み引っ張ってみる。すると、おうおうおう、円盤がパカーと分かれて伸びる伸びる。思ったよりぐんぐんと伸びるので、テンションはまたまた上昇。 ほうほう、これでチェアになるというわけだ。しかし2000円程度の商品だ。いざ座ってみるとぐにゃり、なんてこともありえるかも、と疑いながら恐る恐る体重を預けてみる。オーイェス! おじさんのお尻をしっかりと支えてくれてますよ。しかも少々身体を揺すってもびくともしない。これで2000円以内はナイスですよ! では野外ではどれくらい活躍してくれるのか。テンションマックスで近所の公園へ。草の上に置いてみると、もちろん問題なく椅子として機能。高すぎる場合はサイズを調整して使うこともできるし、腰痛持ちにはこれくらいがちょうどいい。しかもこれ、座面が平たいプラスチックなので、テーブルとしても機能するのでは!? ということで試してみると、ええやんええやんー!ワインを置いたり、つまみを置いたり。公園のベンチの横に置いてもいいし、スタンドアップスタイルでも使えるやん!と大興奮のそのとき、ちょっとした風が……。チェアーがゆっくりと横転し、ガッチャーン!ワインがこぼれてつまみが飛び散るアクシデント。 なるほど、通常のチェアのように四つの点で支えるのではなく円の枠全てが地面に設置するため、少しでも地面が斜めになっていると隙間が空いて、バランスが崩れやすいのか。これは調子に乗ってワインボトルまで置いたおじさんが悪い、反省です。 ということで、やはり椅子は座って使うもの! その役割を室内でも野外でもしっかりと果たすこちらのアイテムは、値段、サイズ、もろもろ含めてかなりおすすめ。見た目は、まあゴツくてアレだけど、やっぱり顔より中身ですよね! (エフェクト・山葉のぶゆき)※記事中の価格は購入時もの