山本電気、長期の抗菌・除菌が可能な空気清浄機「AirEat」
老舗モーターメーカーの山本電気は2月18日、長年のモーター開発で培ったノウハウを生かした空気清浄機「AirEat(YF-AC01-WH)」を発売した。価格は69,8500円。
AirEatは、香港科技大学が開発した国際特許取得技術「長期的に抗菌・除菌を行う為のコーティング」材料と、山本電気のモーター技術(高効率・低振動・低騒音)を組み合わせた「AirEatフィルター」を搭載。AirEatフィルターは、HEPA、活性炭、2枚のAirEatフィルター、プレフィルターという5層構造になっている。このうちAirEatフィルターは長期的に抗菌・除菌の成分を生成し、フィルター内で効率的に抗菌・除菌を行う。
本体には、揮発性有機化合物などのガスや臭いなどをリアルタイムで検知する「TVOCセンサー」、PM2.5やハウスダストを検知する「微粒子ほこりセンサー」、「温湿度センサー」を内蔵。部屋の空気状況を把握できる。
スマートフォンとも連携し、「Smart Life - Smart Living」アプリからは、部屋の空気状況の把握、電源オンオフ、風量調節、切タイマー、チャイルドロック、睡眠(スリープ)モード、スケジュールタイマー設定など、本体の遠隔操作が可能だ。
静音性にも配慮しており、モーターメーカーならではという流体解析によって安定した空気の吸い込みと風量を確保。最大風量は毎分6.1立方メートルとなり、動作音は最大風量時で54dB以下、睡眠モードでは29dBと、環境にもよるが常時稼動しておけるレベル。
適応畳数は27畳まで、空気清浄時間の目安は8畳で約11分。電気代の目安は、風量1で0.19円/時、風量2で0.36円/時、風量3で1.11円/時。フィルター寿命は約2年。本体サイズはW402×D262×H560mm、重さは7.9kg。