lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker 家庭で気をつけたい花粉の時期の室内換気対策まとめ|花粉症対策

いよいよ本格的な花粉症シーズンがやってきました。

2021年の花粉の飛散量は平年より少なめですが、去年よりは多いと予想されています(ウェザーニュースより)。

今回は、家庭での室内換気と花粉対策について、コロナ禍での花粉対策で気をつけたいポイントをDyson花粉対策勉強会(2021年2月4日オンライン開催)の帝京大学大学院医学研究科医 真菌学・宇宙環境医学 槇村浩一教授の講義より、まとめてご紹介します。

1. 効率的に部屋を換気する

いつもだったらこの時期は、極力窓を開けず部屋を閉め切っていることも多いのですが…コロナ禍では室内のこまめな換気が求められています。

コロナ禍での花粉対策は「花粉を入れないように効果的に換気する」ことがマスト。

部屋の開口部に合わせて換気を考える

開口部が1箇所なら換気扇を活用する

こちらの図を参考に、部屋の間取りにあわせて効率的な換気を行いましょう。

2. 換気しながら花粉を防ぐには、ろ過が基本

窓開け換気をするとどうして室内に花粉が入ってきてしまうので、換気と同時に室内で外気をろ過する仕組みを作ることも大切です。

手軽で効果的なのはPM2.5や花粉などに対応している空気清浄機を使うこと。

→ 空気清浄機×加湿器×掃除機の併用が効果的。

スギ花粉が飛ぶ条件は?

・花粉の飛散量は、気温の上昇と湿度の低下が同時におこると増加する。

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・雨が降ると大幅に減少する。

・雨上がりに気温上昇・湿度低下があると飛散量は増加する。

・特に早朝に雨が上がる条件があると飛散量は増加する。

・前日の気温上昇時に雨が降っていた場合、雨が上がった日の気温上昇時に前日の分も加わって大量に飛散する。

出典: スギ花粉飛散に与える気象の影響/日本耳鼻咽喉科学会会報 1988年91巻6号 P. 907〜914

花粉が増えるタイミングを知り、花粉の飛散が少ないチャンスに換気するのがオススメです。

→ 気温が上がっていない早朝が換気チャンス!

家庭の花粉対策は?

家族以外に、不特定多数が出入りしない自宅では、コロナ禍であっても日常レベルの換気で十分と言われています。

その場合、窓を開け短時間で換気をするか、居室の24時間換気システムを活用して換気を行い、空気清浄機を併用し、花粉を除く環境を作ることが大切になります。

特に寝室や子ども部屋、在宅勤務などで日中家にいるならリビングなど、長時間過ごす空間の空気を安全で快適にする対策が効果的です。

また、空気清浄機は、窓や開口部など外気の流入口から離れた場所に設置すると効率的に空気を清浄することができるそう。


今回の勉強会では、すぐにできる花粉対策をたくさん教えていただきました。

たとえば、Dyson Pure シリーズのように花粉やさらに微細な粒子まで取り除く高性能な空気清浄機を味方にするのも安心かつスマートな選択。

加湿器や掃除機などの家電の力もあわせれば、さらに室内の花粉対策は効果的になります。

花粉が多く辛い時期でも、長時間過ごすことが多くなったおうち時間を快適に過ごせるよう工夫してみてください。

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Source: ウェザーニュース,Dyson

Image: Gettyimages