lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker 新年に向けて過去の不要なツイートを一掃する方法

自宅(あるいは自分自身)からスピリチュアルな不純物を取り除くために、「スマッジング」と呼ばれる儀式を行う人たちがいます。セージの束を燃やして負のエネルギーを追い払い、調和や幸福を増進させるための儀式です。

Twitterユーザーにとって、こうした負のエネルギーや悪意は、タイムラインやリプライの中に宿っているかもしれません。あなたが投稿した風刺的なツイートも、やがてはあなたに「悪人」の烙印を押すためのネタとして使われるかもしれません。Twitterを焼き払うことはできませんが(今のところは)、次善の策はあります。あなたのアカウントをゴシゴシ洗ってきれいにするのです。

今回は、過去のツイートを一掃してまっさらな白紙に280文字が書ける状態で2018年を始めるための方法をご紹介しましょう。

まずはツイートを保存

140文字ずつで表現された前世の記録を消し去ってしまう前に、ツイート・アーカイブをつくっておきましょう。これにより、あなたがつぶやいたおもしろい発言の記録ができあがるだけではありません。このアーカイブを使えば、あなたのバックカタログのさらに奥深くへと分け入り、TwitterのAPIを介してアクセスできる最新3200件より前のツイートも削除できるのです。これは、何十万回とつぶやいているユーザーにとって朗報でしょう。

ツイート・アーカイブ(全ツイート履歴)をダウンロードする方法は次の通りです。

無料のウェブサービスを利用する

これで、Twitterの自分史を後世に残せました。さて次は、このアーカイブを使って、公開されているあなたのツイート履歴を破棄していきましょう。

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コマンドラインを開いて、ツイートを削除するスクリプトを自分で書きたいと思う人は、おそらくいないでしょう。GitHubのドキュメントを読んで、TwitterのAPIがどのように機能するのかを理解したいと思う人もいないでしょう。幸いなことに、そんなことをする必要はありません。

「Cardigan」や「Twoolbox」など無料のサービスを利用すれば、最新の3200ツイートをチェックして、そこから一部を選んで、あるいはすべてまとめて削除できます。保存したツイートをCardiganにアップロードすると、自分のタイムラインをチェックして、内容や時期に基づいてツイートを検索できるようになります。トランプ大統領について触れているツイートを含んだタイムラインを削除したり、日付や日付範囲でソートして、それに応じてツイートを削除したりできるようになるのです。またCardiganを利用すると、一部を選んで、あるいはすべてまとめて「いいね」を取り消すこともできます。

ヘビーユーザー向けの有料サービス

Cardiganのような無料のオプションが終了したり消えてしまったりしても、何ドルか支払えば、ツイート削除サービスをいつでも利用できます。その名もズバリ「TweetDeleter」。このサービスは、ゴミ箱に放り込まれるものと、放り込まれないものをもっときめ細かく管理したいと思っているユーザーをターゲットにしているようです。

Tweet Deleterを利用する場合、月額料金を支払うと1日当たり3000ツイートまで(無料プランの場合は5ツイートまで)削除できます。さらに高い月額料金を支払うと、アーカイブを利用して最新の3200よりも前のツイートも無制限で削除できます。ただし、Twitterのヘビーユーザーや、副業でソーシャルメディアマネージャーをしている方以外は、おそらくここまでのサービスは必要ないかもしれません。1回限りのサービスに何ドルか支払えば事足りるでしょう。

その目的にかなうのが「TweetEraser」です。TweetEraserでは、30日間の使用に対して、6.99ドルまたは9.99ドルという無理のない1回限りの料金が設定されています。9.99ドルのオプションを選ぶと、削除したツイートをTweetEraserに保存できます(圧縮されたアーカイブをチェックしなくてもツイートをブラウズできる、もっと簡単な方法を求めている方にぴったりです)。保存した検索条件のフィルターもつくれるので、それを使ってアカウントの汚れを定期的に落とせます(真夜中に上司を侮辱する習慣がある方にぴったりです)。

新年に向けてタイムラインを整理するための時間は、まだ残っています。あなたのタイムラインにある、不利な証拠になりかねないジョークをこの機会に一掃してしまいましょう。誰かがそれを悪用して、あなたを陥れる前に。

Image: Leon Neal/Getty Images News

Source: Twitter, Cardigan, Twoolbox, TweetDeleter, TweetEraser

Patrick Lucas Austin - Lifehacker US[原文]