空気清浄機おすすめ9選|家電のプロが選び方や、人気メーカーの特徴を解説

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部屋の空気をキレイにする家電、空気清浄機。花粉やハウスダスト、ペットのニオイ対策に役立ちます。ただ、使いたい空間や目的に合った製品を使わないと、効果を実感しにくいでしょう。

空気清浄機は、適用床面積が部屋の広さの2~3倍以上の製品を選ぶことが大切。加湿空気清浄機が人気ですが、部屋のスペースに余裕があれば加湿器と空気清浄機は別々に揃えるのがおすすめ。フィルターや、お手入れのしやすさもチェックしてみてください。

今回は、空気清浄機の選び方を家電プロレビュアーの石井さんが解説。石井さんにお聞きした選び方のポイントを参考に、おすすめの空気清浄機をタイプ別にランキング形式で紹介します。

石井和美さん家電プロレビュアー。白物家電や日用品などを中心に製品レビューを得意としています。レビュー歴15年以上。茨城県守谷市に家電をレビューするための一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っています。

■目次

空気清浄機にできること・安いセール時期・新商品の発売時期

空気清浄機の選び方 -加湿機能の有無 -適用床面積 -フィルター -お手入れのしやすさ -機能

人気メーカーの特徴

空気清浄機おすすめランキング9選 -加湿空気清浄機ベスト3 -1人暮らし・寝室向けの空気清浄機ベスト3 -ファミリー・リビング向けの空気清浄機ベスト3

Q&A|置き場所・電気代など

製品ごとのお手入れ方法やパーツ交換の目安

空気清浄機にできること・安いセール時期・新商品の発売時期

空気清浄機は、空気中の有害物質を吸い込み、フィルターを通してキレイな空気にしてくれる家電です。

<空気清浄機にできること>・花粉やホコリの除去・ペットやタバコ、料理臭などのニオイを除去・ウイルスの除去

「汚い空気は、下にたまります。ハイハイする赤ちゃんがいるなら、空気清浄機でホコリや花粉を吸ったほうがよいでしょう。そこまで汚れていない部屋だと思っても、半年も使うとフィルターが真っ黒になっていることも」

新商品の発売時期9月~11月頃
セール時期9~11月に新商品が出るため型落ちの製品は値下げになる。花粉の時期は購入する人が多く春先は高くなる傾向に。冬になると加湿空気清浄機が売れるため、秋口が安く買いやすい

空気清浄機の選び方

空気清浄機を選ぶときのポイントは「加湿機能の有無」「適用床面積」「フィルター」「お手入れのしやすさ」「機能」の5つ。

■選び方のポイントまとめ~選び方をざっくりと知りたい人向け~

1.加湿機能の有無

:加湿機能付きは場所を取らずに加湿できる。お手入れがしにくかったり、パワーが弱かったりしがちなので、分けて使うのがおすすめ。

2.適用床面積:部屋の広さの2倍以上。花粉やタバコ対策なら3倍以上のものを。

3.フィルター:ペットやタバコのニオイ対策は脱臭フィルター付きを。交換の寿命は製品によって異なるのでチェック。

4.お手入れのしやすさ:お手入れが面倒な人はプレフィルターを自動で掃除するものや、フィルター交換だけでお手入れが完結する製品の検討を。

5.機能:スマホ連動ができると、部屋の空気環境がひと目でわかるので便利。

加湿機能の有無

空気清浄機には、加湿機能が付いた製品があります。1台で加湿器と空気清浄機の両方の機能が使えるので便利。

「空気清浄機のなかで、とくに人気なのが加湿空気清浄機。1台で2つの機能を使えて場所を取らないのがメリット。その分、内部構造が複雑になり、お手入れがしにくかったり、パワーが弱かったりするデメリットが。

日本は住宅事情の関係で、加湿空気清浄機が人気ですが、海外では製品自体が少数。私は分けて使っています」

加湿器おすすめ12選|家電のプロが選び方解説!寝室・リビング・1人暮らし向きは?

適用床面積

適用床面積は「タバコ5本分の煙に含まる粒子やガスを、30分で浄化できる部屋の広さ」を表しています。適用床面積が広いほどスピーディーに空気清浄が可能。

「空気清浄機を選ぶときに一番重要なのが適用床面積。部屋に合わない小さいものを置くと、部屋の隅々まで汚れた空気が取れずに、効果が実感できないことも。

適用床面積は部屋の広さのホコリやハウスダスト対策なら2倍以上のものを選ぶことが大事。花粉やタバコ対策なら3倍以上のものを選びましょう。空気清浄機は、落ちたものには効かないため、花粉などの粒子が落ちる前に、パワフルに素早く吸う必要がありますよ」

フィルター

空気清浄機は、プレフィルターで大きなホコリやゴミを取り、そこを通過した細かいゴミをHEPAフィルター(集じんフィルター)で取るという構造。

HEPAフィルターは、汚い物質が溜まり性能が下がるため数年ほどで交換する必要が。製品によって搭載されているフィルターの数や、フィルターの寿命は異なります。お手入れの手間などを考慮して選んでみてください。

▼主なフィルターの種類

プレフィルター大きなホコリや、ペットの毛などの汚れを取り除く。数週間に1度、掃除機で吸うなどしてお手入れをする必要も。
集じんフィルター(HEPAフィルター)花粉やPM2.5をキャッチ。集じんフィルターの多くが「HEPAフィルター」。「TAFUフィルター」は長年使っても性能が落ちにくい。
脱臭フィルターニオイを吸い取るフィルター。HEPAフィルターと一体型になっている製品も。
加湿フィルター加湿機能付きの製品に搭載。1か月に1回ほど水洗い。汚れがひどいときは重曹やクエン酸でつけ置き洗いする必要も。

フィルター交換の頻度は、メーカーによって異なるのでチェックしてみてください。ペットやタバコのにおいが気になる人は脱臭フィルター付きを選びましょう。TAFUフィルターは高価ですが、水や油に強く長持ちします」

お手入れのしやすさ

お手入れを怠るとフィルターが消耗しやすくなり、ランニングコストがかかってしまう場合も。

「プレフィルターにたまったホコリは、2週間くらいの間隔で掃除機で取る必要があります。面倒な人は、自動で掃除してくれる機能付きの製品がおすすめ。

ブルーエアの空気清浄機はフィルターの掃除をする必要がなく、HEPAフィルターを半年から1年ほどで交換すればOK。お手入れは簡単ですが、HEPAフィルターは7,000~15,000円ほどします。ランニングコストはかかっても、お手入れの手間を減らしたい人にはおすすめ」

空気清浄機おすすめ9選|家電のプロが選び方や、人気メーカーの特徴を解説

▼プレフィルターの自動掃除機能がある製品

製品機能
日立加湿空気清浄機自動おそうじクリエアEP-MVG90自動おそうじ
シャープ加湿空気清浄機プレミアムモデルKI-PX100-Wプレフィルター自動掃除

▼お手入れ不要なブルーエアの空気清浄機

製品のお手入れのイメージは文末の「製品ごとのお手入れ方法やパーツ交換の目安」に記載

機能

スマホ連動機能があると、本体価格が少し高くなりますが便利。空気清浄機を使っても、空気は見えないので効果を実感しにくく、使用をやめてしまう人も。スマホで、部屋の空気がどれくらい汚れているかがわかると、継続して使いやすいですよ。

ホコリセンサー付きだと、焼肉をするときにパワフルに吸引するなど、自動で強さを調節してくれるので楽。寝室に置いて使用するときに音が気になる人は静音モードがある製品がおすすめ」

人気メーカーの特徴

メーカー本体の価格帯の目安
シャープ
日立
ダイキンやや高
パナソニックやや高
ブルーエアやや高
ダイソン
アイリスオーヤマ

ダイキンとパナソニックは本体価格が高く、空気の環境に対する意識が高い人に向け

性能と価格のバランスが優れるのがシャープアイリスオーヤマは本体価格が安いですよ。

日立は、お手入れがしやすい仕様の製品が多数。脱臭フィルターのニオイをぬるま湯で洗えば取れる製品や、プレフィルター自動掃除機能付きの製品があります。

ブルーエアは、本体価格もランニングコストも高いですが、お手入れの手間が少ないのが魅力です。デザインがおしゃれで、何年使ってもフォルムの劣化が少ない製品も。

ダイソンはHEPAフィルターをはめたときに隙間ができにくい構造で、汚れた空気が出にくい仕様。適用床面積は小さめなので、広い場所よりも寝室などの個室向き」

【コラム】安い製品を買う時の注意点

「空気清浄機は、価格が安いものは耐久性が低く、壊れやすい傾向に。また、音がうるさいものが多かったりフィルターをはめるのが大変だったりすることもあります。海外の無名メーカーの製品のなかには、安全面に不安があるものも」

空気清浄機おすすめランキング9選

加湿空気清浄機ベスト3

1位:シャープ加湿空気清浄機KC-L50-W

Amazonベストセラー1位獲得の人気の加湿空気清浄機。性能と価格のバランスが優れる一台。薄型でスリムなフォルムで、場所を取らずに設置しやすいです。

プラズマクラスター7000搭載で、花粉などの粒子が壁に付着するのを防止。部屋全体に、風の流れをスピーディーにいきわたらせる「スピード循環気流」が特徴。遠くのホコリも引き寄せやすい仕様です。

静電HEPAフィルターは目詰まりしにくく、約10年交換しないですむのが特長。ダブル脱臭フィルターも搭載で、ペットやタバコなどのニオイ対策もバッチリ。

適用床面積プラズマクラスター7000:約13畳空気清浄:~23畳加湿:木造和室~8.5畳/プレハブ洋室~14畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安静電HEPAフィルター:10年に1回ダブル脱臭フィルター:10年に1回抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター:交換不要使い捨てプレフィルター加湿フィルター
サイズ幅39.9×奥行23.0×高さ61.3cm
重量約7.5kg
除去・抑制可能と記載のあるもの浮遊菌/浮遊ウイルス/ダニの死がい/ダニのフン/浮遊カビ菌/花粉(樹木・草花)/チリホコリ/ペットの毛/ペットのフケ/タバコの煙/ダニ粉じん/料理の煙/ディーゼルの粉じん/黄砂/タバコ・ペット・料理臭・生ゴミ・トイレ・カビ・アンモニアのニオイ/体臭/VOCなど

2位:ダイキン加湿ストリーマ空気清浄機MCK70X

高機能で空気清浄能力に優れるダイキンの加湿空気清浄機。適用床面積は31畳で広いリビングにもぴったり。センサーが、ホコリ・ニオイ・PM2.5を感知し、パワフルに吸引しますよ。

ダイキン独自の清浄技術「ストリーマ」のユニットを2つ搭載した「ツインストリーマ」。従来機に比べて2倍の脱臭性能で、ペットやタバコなどさまざまなニオイを分解。10年間交換不要のTAFUフィルター採用で、ラン二ングコストを抑えて使えます。

花粉運転モード搭載で花粉にも強いです。スマホとつなげられるので、PM2.5・ホコリ・ニオイを6段階のレベルでひと目で確認できますよ。

適用床面積空気清浄:~31畳加湿:木造11畳/プレハブ18畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安プレフィルター:交換不要TAFUフィルター:10年間脱臭フィルター:交換不要抗菌加湿フィルター:10シーズン
サイズ幅39.5×奥行28.7×高さ60.0cm
重量12.5kg(水無し)
除去・抑制が可能と記載のあるものハウスダスト(ホコリ)/黄砂/PM2.5/室内空気汚染物質/ディーゼル粉塵/街・自動車の排ガス/VOC系の化学物質/カビ/ゴキブリのフン/ダニのフン・死骸など/イヌ・ネコ・ハムスター上皮(フケ)/ペットの毛/小麦粉/体臭/アンモニア/生ゴミ・料理・タバコ・ペット・カビのニオイ/浮遊ウイルス・カビ菌/付着ウイルス/付着菌/付着臭など

3位:パナソニック加湿空気清浄機F-VXT70-TM

パナソニックのハイクラスモデルの加湿空気清浄機。3方向に吹き出す独自の気流「3Dフロー花粉撃退気流」により、花粉をパワフルに吸引。本体横下部にセンサーを搭載しており、床下30cmに溜まる花粉も検知し、しっかり吸い込みます

「ナノイーX」搭載で菌やウイルス、カビを抑制。生活臭や加齢臭などのニオイも抑えられますよ。4つのセンサー搭載で、自動でハウスダストやニオイをコントロール。

お手入れが簡単なのも魅力。本体を動かさずに、フィルターを外してお手入れできますよ。お部屋のインテリアになじむ、木目調のデザインがおしゃれ。

適用床面積空気清浄:31畳加湿:木造12畳/プレハブ19畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安集じんフィルター:10年に1回脱臭フィルター:10年に1回加湿フィルター:10年に1回プレフィルター
サイズ幅39.8×奥行64.0×高さ25.7cm
重量10.2kg
除去・抑制可能と記載のあるものアレル物質/ウイルス/PM2.5/花粉/生活臭/タバコのニオイ/カビなど

1人暮らし・寝室向けの空気清浄機ベスト3

1位:日立空気清浄機クリエアEP-Z30R

コスパと機能のバランスに優れる日立の空気清浄機。奥行13cmと非常にコンパクトで、狭いスペースにも置きやすいのが特長。

「空清」「脱臭」「ひかえめ」の3つの自動運転モードを搭載。就寝時には「ひかえめ」を選択するなど、生活シーンに合わせて使えますよ。個室や寝室用にもおすすめ。

リモコンで操作可能なのも魅力、3段階の風量切替や、切タイマーの設定もできます。タバコや料理、生ゴミのニオイが取れますよ。

適用床面積空気清浄:15畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安アレルオフフィルター:2年洗えるプレフィルター
サイズ幅40.0×奥行13.3×高さ42.4cm
重量4.0kg
除去・抑制可能と記載のあるものスギ花粉/ブタクサ花粉/カバノキ花粉/ダニのフン/ネコのコケ/タバコ・料理・生ゴミのニオイなど

2位:アイリスオーヤマPMAC-100空気清浄機

シンプルな機能性で、価格の安さ重視の人におすすめコンパクトなので、玄関や寝室に設置しやすいです。

PM2.5やハウスダストを99.9%除去可能。別売りの活性炭フィルターを使えば、タバコやペットのニオイ対策もOK。前パネルを外せば、フィルターが取り外しできるので、お手入れがしやすいです。

2時間、4時間後の設定が可能な切タイマーや、チャイルドロックなど便利な機能も搭載。静音モードがあるので、音を抑えて運転できます。

適用床面積空気清浄:14畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安プレフィルター特殊加工活性炭フィルターHEPAフィルター
サイズ約幅40.5×奥行16.2×高さ48.0cm
重量約4.4kg
除去・抑制可能と記載のあるものホコリ/ペットの毛/タバコのニオイ/PM2.5など

3位:DysonPurifierHot+CoolHP07WS

空気清浄機・ヒーター・扇風機の1台3役で使えるのが特長。空気清浄能力が高いと評判。高い密閉性をもつフィルター採用で、PM0.1クラスの超微細な粒子を99.95%除去できます

アプリと連動させれば、お部屋の空気の状態をすぐに把握できます。羽がないので、お子さんがいる家庭でもケガの心配なく使えますよ。

ナイトモードでは、運転音とディスプレイの光を抑えるので寝室用にも向いています。フィルターのお手入れは交換するだけなので簡単

適用床面積空気清浄:9畳(30分)/25畳(60分)
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安空気清浄フィルター:1年
サイズ幅24.8×奥行24.8×高さ76.4cm
重量約5.69kg
除去・抑制可能と記載のあるもの

ファミリー・リビング向けの空気清浄機ベスト3

1位:ブルーエア Blue3000Series3410105533

インテリアにもなじむ北欧カラーがおしゃれな空気清浄機。360°全方向からパワフルに空気を吸い込み、0.1μmまでの微粒子を99.97%除去

ボタンはひとつで自動運転するシンプルな操作性。最適な風量を簡単にキープできますよ。空気の汚れの状態は3段階のLEDでお知らせします。

メインフィルターのお手入れは、約6か月に1回フィルター交換するのみ。交換時期は、LEDランプで教えてくれますよ。ランニングコストはかかりますが、とにかくお手入れの手間をかけたくない人におすすめ。

適用床面積空気清浄:35畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安メインフィルター:約6か月プレフィルター
サイズ幅26.0×奥行26.0×高さ52.0cm
重量約3kg
除去・抑制可能と記載のあるものPM2.5/ホコリ/花粉/ペットのフケ/カビ/ダニ/バクテリア/VOC/タバコ煙/化学物質/調理臭など

2位:ダイキンストリーマ空気清浄機MC55X

高さ50cm、横幅27cmのコンパクトな空気清浄機。省スペースで設置したい人にはおすすめ。適用床面積は25畳で、空気清浄能力の高さも特長

TAFUフィルター採用なので、フィルター交換は約10年間不要。センサー搭載で、ホコリやニオイを自動で吸引。同社独自のストリーマ技術により、PM2.5や花粉にも効果を発揮。脱臭フィルター付きでニオイにも強いですよ。

ファンはルーターの下部に設置されているなど、静音性にも配慮した設計

適用床面積空気清浄:25畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安プレフィルター:交換不要TAFUフィルター:10年脱臭フィルター:交換不要
サイズ幅27.0×奥行27.0×高さ50.0cm
重量6.8kg
除去・抑制可能と記載のあるものハウスダスト(ホコリ)/花粉(スギなど)/黄砂/PM2.5/室内空気汚染物質(ホルムアルデヒドなど)/ディーゼル粉塵(DEP)/街の排ガス(トリクロロエチレンなど)/自動車の排ガス/(NOx)/VOC系の化学物質/カビ(クロカビなど)/ゴキブリのフン/ダニのフン・死骸など/イヌ・ネコ・ハムスター上皮(フケ)/ペットの毛/小麦粉/体臭/アンモニア/生ゴミ・料理・タバコ・ペット・カビのニオイ/浮遊ウイルス/浮遊カビ菌/付着ウイルス/付着菌/付着臭など

3位:パナソニック空気清浄機F-PXU60

花粉やハウスダスト対策向きのパナソニックの空気清浄機。本体重量5.9kgで、持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感。

独自のイオンテクノロジーにより、4種の花粉やタバコ・ペット・枕カバーのニオイも抑制。「ハウスダストキャッチャー」により、床上に浮遊するハウスダストもしっかり吸引。

チャイルドロックや、就寝時にぴったりなおやすみ運転の機能があり便利。加湿機能はなくシンプルな設計で使いやすい一台ですよ。

適用床面積空気清浄:27畳
加湿機能
搭載フィルター:交換の目安清潔HEPAフィルター:10年スーパーナノテク脱臭フィルター:10年
サイズ幅34.0×奥行20.8×高さ55.0cm
重量5.9kg
除去・抑制可能と記載のあるものウイルス/カビ菌/菌/ホコリ/チリ/タバコの煙/ディーゼル粉じん/花粉/体臭/ペット・アンモニア・生ゴミ・料理・タバコのニオイなど

Q&A|置き場所・電気代など

Q.使う時はどこに置けばよい?

A.「壁にピタッとつけて置けるタイプもありますが、背面から空気を吸うタイプは少し壁から離して置く必要があります。製品によって置き場所に指定があるので、取り扱い説明書などを確認してみてください。

気流がよく回る場所に置いたほうが効率的に空気をキレイにできます。なるべく、近くに家具などの障害物がないところや、風が入ってくる窓際に置かないほうがよいでしょう」

Q.空気清浄機の正しい使い方や注意点は?

A.「空気をキレイにするのに一番効果的なのは窓を開けること。寒くて換気がしにくい冬には、空気清浄機があると便利。空気清浄機は、換気の補助的な役割で使うとよいでしょう。

空気清浄機は、24時間つけているのがベスト。ホコリは人が寝室に入ったあとに、ゆっくり時間をかけて落ちます。寝るときにもつけっぱなしにしたほうが、床にホコリがたまりにくいですよ。切タイマーを設定するのもよいでしょう」

Q.つけたり消したりすると電気代は高くなる?

A.「つけたり消したりして電気代が変わるのは、ヒーターが付いている製品。空気清浄機はそこまで変わりません。ただ、加湿空気清浄機でヒーターが付いている製品は、加湿器として使用したときに電気代が上がる可能性も」

▼空気清浄機の電気代の目安

製品適用床面積(空気清浄)1時間あたりの電気代
パナソニック加湿空気清浄機F-VXU4018畳強:1.2円弱:0.2円
パナソニック加湿空気清浄機F-VXT7031畳ターボ:約1.6円中:約0.3円静音:約0.2円

製品ごとのお手入れ方法やパーツ交換の目安

▼加湿機能付きの製品製品:シャープ加湿空気清浄機KI-PX70

パーツお手入れの頻度の目安交換・買い替えの目安やること
加湿フィルター1か月に1回10年に1回水洗い。汚れやニオイが気になるときは、重曹やクエン酸でつけ置き洗い
トレー1か月に1回水洗い。汚れやニオイが気になるときは、重曹やクエン酸でつけ置き洗い
集じんフィルターよごれや吹出口からのニオイが気になるとき10年に1回掃除機でホコリ吸い取る
脱臭フィルターよごれや吹出口からのニオイが気になるとき10年に1回掃除除機でホコリ吸い取る
タンク給水のたび振り洗い。汚れが気になるときは、スポンジや歯ブラシなどでタンク内やキャップを洗う
後ろパネル・センサー部約1か月ホコリを掃除機で吸い取る。汚れやニオイが気になるときは、後ろパネルは浸け置き洗い。センサーフィルターは水洗い
本体やわらかい布で拭き取る
Ag+イオンカートリッジ1年に1回
プラズマクラスターイオン発生ユニット(電極部)約6か月の1回(1日24時間使用の場合)付属のブラシや綿棒でホコリを取る
プラズマクラスターイオン発生ユニットランプが点滅したとき(1日24時間使用で約2年)
使い捨てプレフィルター1か月に1回

▼交換だけでメインフィルターのお手入れがすむ製品製品:ブルーエア Blue3000Series3410105533

パーツお手入れの頻度の目安交換・買い替えの目安やること
布製のプレフィルター定期的に掃除機にブラシなどをつけてホコリを取る。洗濯表示に従い洗濯
メインフィルター6か月(交換お知らせランプが点灯したら)
本体定期的に水分を含んだ布で拭く
電源コード・プラグ定期的に掃除して破損がないか確認
センサーセンサーを綿棒で拭き取る

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